一連の危険タックル問題について、2018年5月23日、日本大学の内田前監督と井上コーチが記者会見を行った。その内容が誠実さを欠くものであったとして、さらに批判が高まっている。そんななか、日大のホームページを見ると……

サイトに埋め込まれているGoogleマップ内に妙な表記が。5月24日11時の段階で、東京・世田谷の三軒茶屋キャンパスにある危機管理学部の名称が次のように書き換えられている。これは……。

・Googleマップ「日本大学危機管理部」の妙な表記

「日本タックル大学危機管理学部三軒茶屋キャンパス」(Googleマップより)


もしかしたら、昨日の会見を見たネットユーザーが手を加えたのだろうか? はっきりしたことは分からないが、内田氏・井上氏の会見に不満を感じた人が、いたずらのつもりで名称を変えた可能性も否めない。

・不誠実な謝罪会見

あの会見内容については、朝のテレビワイドショーでも多くのコメンテーターが不満を口にしていた。形だけの謝罪という印象が残っただけでなく、当該選手を守る意志が感じられなかったのがその理由だろう。

何より私(佐藤)が印象に残ったのは、会見終盤で司会者が一方的に終了を宣言してしまったことだ。学校として謝る気があるのか? そう思われても仕方のない対応だったように思う。


・被害選手父親が加害選手救済を訴え

そして、被害選手の父親である現大阪市議会議員の奥野康俊(やすとし)氏が、加害選手の救済を訴えていることも、事の異常さをうかがわせる。なぜ、このようなことになってしまったのか? 日大への批判は今後も続きそうだ。

参照元:日本大学危機管理学部Googleマップ
執筆:佐藤英典