まず最初に書いておくが、私は「ありのまま」を伝えるのがモットーだ。ありのままで。ありのままで。レリゴー、レリゴー、Let It Go羽鳥である。
それはさておき数カ月前、可愛らしくも珍しい便利グッズを発見した。その名も『鮮度保持ピック ベジシャキちゃん』。なんでも「葉物植物の成長点の芯に刺すことで、成長スピードを抑え、野菜の鮮度をキープ」してくれるらしく、「刺すだけ簡単! 野菜長持ち!」なのだとか。これは可愛い&興味深い。試してみっか!
ということで用意したのは、職場近くのスーパーで購入したレタス2つと、白菜(1/4カット)2束。ベジシャキちゃんを刺したものと、そうでないものを比較するためだ。
それぞれラップに包まれているが、なるべく普段の生活と同じような状況を再現したいので、そのままの状態(購入後そのままの状態)で臨むことに。
ベジシャキちゃんを芯に刺すと……
\(^O^)/ かわいい \(^O^)/
もうこの時点で「買ってよかったなぁ〜」と思わずニンマリだったが、やるべきことは比較検証。職場の会議室の冷蔵庫に数日間入れておくことにした。
リアルに10日〜2週間ほど冷蔵放置……の予定だったが、うっかり忘れて12日後、「やべえーーっ!」と慌てて冷蔵庫を開けてみた。すると……
何も変わらず。
両者、驚くほど何も変わらずだった。まるで「この冷蔵庫の中だけが12日前なのでは?」と思うほどに。しかしまあ、あと2日経てば予定通り2週間。ということでベジシャキちゃんに「2日後にまた見に来るよ」と告げ、冷蔵庫のドアを閉じた。
しかし、「やべえーーっ!」と実際に声に出しながら会議室の冷蔵庫に駆け込んだのは2日後ではなく……その9日後。つまり検証開始から21日後、週で言うなら3週間後……!!
ところが!
ヤバくなかった。なんと3週間が経過しても、「この冷蔵庫の中だけが21日前なのでは?」と思うほど、両者、何も変化していなかったのである。こ、こやつら……いったい、いつまで耐えるつもりなんだ……!? いくらなんでもタフすぎるだろ!!
その翌日、翌々日と、「どうオチをつけようか」と悩んでいた。なんとなく、下手したら1年後にも「この冷蔵庫の中だけが365日前なのでは?」と思っているような予感がする……なんて思っていた3日後! つまり検証開始から23日後!! ついに変化が現れ始めたのだ! 誰もが予想しなかった衝撃的すぎる結末は次のページにて!
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
まず、白菜は……なんと両者ともに「ほぼ何も変化がなかった」。
そりゃ外側の何枚かはシオシオ〜ッとしなびているが、余裕で食えるレベルである。実際、この23日間冷蔵庫保存の白菜は、姉妹サイトPouchの編集長代理・モモちゃんが「料理に使う」と言い、持ち帰った。
そして次にレタスだが、前ページで「変化が現れた」と指していたのはまさしくレタスのほうであり……
片方のレタスの一部がグジャグジャに溶け始めていたのである。そして、その片方というのが、なんというか実に言いにくいのだが……
「ベジシャキちゃん」のほうだった……(小声)
しかし、フォローするわけではないが、よーく溶け始めていた部分のラップを確認すると、若干の「すき間」が開いていた。そのすき間の部分から、グジャグジャに……およそレタス3枚分あたりまで傷み始めていたのであった。しかし、なんと……
何もしていないレタスの方は、どこもかしこも傷んでおらず……まるで「このレタスだけが23日前なのでは?」と思うほど、なーんにも変わっていなかったのである。一体なぜそこまでタフなのか逆に恐ろしいが、これがありのままの検証結果だ。
今回の対決は、ラップの開きもあったことだし、完璧にフェアな状態ではなかったかもしれない。しかし、白菜のほうは両者ドローだし……と、結論を出すのが難しい。
だが、どちらにしても間違いないことが2つある。まず1つ目は、「ベジシャキちゃんは可愛らしい」ということ。可愛いは正義。それは間違いない。そして2つ目は……
三菱ノンフロン冷凍冷蔵庫「MR-JX48LY-W1」はマジで最強ということである。
なにせ、2つの白菜はもちろん、何もしていない “どノーマルのレタス” すら23日も持たせてしまったのだから。というわけで、今回の勝負、勝者は三菱ノンフロン冷凍冷蔵庫「MR-JX48LY-W1」とする。おめでとうございます\(^O^)/
参考リンク:三菱冷蔵庫 MR-JX48LY-N
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.