2018年5月1日、ローソンマチカフェで胸アツな商品が発売されたのをご存知だろうか? それは『翡翠(ひすい)レモンジャスミンティー』。ただのレモンジャスミンじゃなく、「翡翠」ってついてるあたりなんだかアジアンテイストで目新しい!

というのも、この商品、元ネタが台湾で流行した飲み物であるからだそう。飲んでみたら確かに台湾っぽい! そしてカルディのあの商品と混ぜたら台湾度が100倍はマシマシ!! 激ウマだったのでご報告だ。

・ローソンの『翡翠レモンジャスミンティー』

ローソン・マチカフェで発売した台湾風ドリンク『翡翠レモンジャスミンティー(税込180円)』。中国語で言うなら『翡翠檸檬茉莉花茶』といったところだろう。

公式サイトには「台湾で大人気!」の文字。ローソンって台湾では展開してなかったよなぁ……と思う人もいるかもしれない。恐らくだが、元ネタは2013年頃に台湾で流行した『翡翠レモン緑茶(翡翠檸檬茶)』と考えられる。お、「とりあえず “台湾” ってつけとこって盛った話」ではなくマジで流行ったヤツですか!

それなら、と期待して飲んでみると、これは確かに台湾ぽい! スッキリしたレモンの味わいがきた後に、新緑を思わせるフレッシュな茶葉がほんのり、わずかにほ~んのりと香る。さらに、その茶葉の香りとまろやかなハチミツ系の甘さが現地の「微糖のお茶」を彷彿とさせるではないか。

これは、日本ではあまりない味! 目を閉じると、サンサンと痛いほど降り注ぐ太陽とアッツアツの道路、そして建物からニョキっと突き出す日よけが思い浮かぶよう。コリャ、暑~い日に飲みたいヤツだー!!

・カルディの『愛玉』を入れると台湾度アップ!

ローソンさん、なかなかやりはるなぁ。そこで、ふと思った、これ、カルディの『愛玉子(オーギョーチ)ゼリー』を入れたらウマいんじゃないか。両方ともかなり現地の味なので、組み合わせたら最強コラボになるんじゃないか?

さっそく買い置きしていた『愛玉子』を入れてみたところ……何これ好吃(ハオチー:美味しい)! さらに台湾度がアップしたどーーーーー!!

ゼリーが入ることで、見た目もキラキラでまさに「翡翠」。愛玉子付属のレモンシロップも美味しいと思っていたが、『翡翠レモンジャスミンティー』の方が、レモンとお茶の爽やかな苦味によりワイルドな味わいとなっている。台湾の山中の屋台で食べたあの味だ。

クコの実なんか飾っちゃうと、あら素敵。これでタピオカ用の太ストローがあれば完璧だ。ダイソーやカルディで見かけたことがあるので、おうち台湾をやりたい人は用意してみよう!

・より酸っぱいのが好きな人は『アイスシトラスティー』もアリ

いやはや、日本にいながら台湾風味が楽しめるとは、いい時代になったものですなぁ。台湾風ついでに、お店の方に「『翡翠レモンジャスミンティー』のシロップ抜きはできますか?」と聞いてみた。台湾のドリンクスタンドでは可能だしね。しかしローソンでは対応されていないそう。

最初から甘味がついているらしく「濾過するわけにもいかないですからねえ……」とのこと。ただ、甘くない柑橘系ティーは別にあるとのこと。それは『アイスシトラスティー(税込180円)』だ。

紅茶が使われているので、『翡翠レモンジャスミンティー』より重厚な味わいだが、これはこれで好(ハオ)! ここに愛玉子を混ぜるのもアリである。

参考リンク:ローソン マチカフェ『翡翠レモンジャスミンティー』
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼色が薄いほうが「翡翠レモンジャスミンティー」、濃い方が「シトラスアイスティー」