スポーツ界の各競技でナンバー1を決める「オリンピック」まで残すところ約2年。4年に一度の開催だと遠いように感じるが、1日、また1日とその時が近づいてきている。あと東京五輪まで800日と少し……おそらく今から待ちきれない人もいると思われるので、今回は五輪関連の興味深い動画をご紹介したい。
テーマはずばり「人類は昔比べてどれだけ速く走れるようになったのか」。比較対象になっているのは、2016年のリオ五輪と1924年のパリ五輪の男子400メートル走だ。92年もの歳月は人をどう変えたのだろう。
・リオ vs パリ
リオのレースは、決勝で南アフリカのウェイド・バンニーキルクが世界記録を樹立したもの。一方のパリ五輪は、イギリスのエリック・リデルが金メダルを獲得したレースとなっている。動画を見ると、1924年ですでにクラウチングスタートしていることに「おっ」と思うが、本当に驚くのはそれからだ。
・まさかの結果
というのも、リオ五輪の選手は初速から目に見えて速く、パリ五輪組をグングン引き離していく。そしてタイムもリオの43.03秒に対し、パリは47.6秒。実に4秒もの越えられない壁が生まれていた。
ただ、リオ五輪の決勝で最下位になった選手は、パリ五輪組をギリギリ上回ったくらいでフィニッシュしている。陸上で言う1秒は大きな差があるが、92年前にもとんだ超人がいたものだ。
・スポーツ好きにオススメのインスタアカウント
ちなみに、今回の動画をアップしたオリンピックの公式インスタでは、他の競技を比較した動画もアップされている。どれも興味深いので、スポーツ好きはフォローしておくと面白い発見ができるかもしれないぞ。
参照元:Instagram @olympics
執筆:原田たかし
▼リオ vs パリ
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