プロスポーツを観戦していると、時として飛び出すスーパープレーに自分の目を疑うことがある。それが想像と逆であればあるほど信じられず、さすがプロだと思わずにはいられないものだ。
だからこそ、プロスポーツはお金を払って見る価値があるのだが、先日行われたNBAの試合で美しすぎるスーパープレーが飛び出したので報告しておきたい。やってのけたのはレブロン・ジェームズ。言わずと知れたバスケ界の生ける伝説だ。
・レブロンのノールックパス
美しすぎるスーパープレーが炸裂したのは、2018年3月11日のロサンゼルス・レイカーズ vs クリーブランド・キャバリアーズ戦でのこと。コート中央付近でボールを持ったレブロンが、サイドにパスを供給しようとした時だった。
なんとレブロンはディフェンスの動きを察知すると、ボールをつかんだままフェイント。ディフェンスをあざ笑うかのようにノールックでゴール下の味方へパスを出し、得点をアシストしたのだ。レブロンの動きひとつでゴール下の味方はドフリー状態。映像から察すると、美しすぎるノールックパスはいかなる場面も想定しているカメラマンさえ騙したようだ。
・やはり超一流
詳しくは動画でご覧いただきたいが、いくつもの難しい要素が詰まったプレーを簡単にやっているように見えるからスゴい。一瞬の判断、可能する技術、冷静さといい、どれをとっても改めてレブロンが超一流のプレイヤーだと分かるワンプレーとなっている。
ただ、試合の方は127−113でロサンゼルス・レイカーズの勝利。レブロンの所属するクリーブランド・キャバリアーズは敗れている。現在33歳のレブロン。まだまだ他との違いを作り出せそうだ。