日本を代表するカレーチェーンといえば、「ココ壱番屋」である。日本のみならず、アジアを中心に海外にも数多くの店舗を展開している通称ココイチ。辛さとライスの量を選べるから、中にはつい調子に乗って、自分の許容量を超える「辛さ」で注文してしまう人もいるかもしれない。
そんなときに使えるスマートな対処方法をお伝えしよう。「しまった、5辛は辛すぎた……」となったら、そのまま我慢して食べるのも粋(いき)だが、店員さんにお願いするとあるモノを出してくれるぞ! そのあるモノとは!?
・辛味が欲しければ「とび辛スパイス」
ココイチは注文方法だけでなく、卓上の調味料にも特徴がある。たとえば、辛味が足りない時には『とび辛スパイス』を使えば良い。辛いモノが好きな人にとって、この調味料は大変有難いはずだ。
・甘さが欲しければ……
逆に甘党の人にとっては、「甘くしたい」と思う時があるかもしれない。その際は、甘さをプラスすることも出来る。注文時に1甘~5甘まで指定可能だ。
では、注文したカレーを食す段階で「辛い!」と感じてしまった場合はどうするか? それは……『とろ~り甘くなるソース』をかけるのだ!
ソースの存在自体を知らなかったという人もいるかもしれないが、ココイチのWebサイトには『とろ~り甘くなるソース』に関する記載がしっかりとある。ただ、ホームページでは「卓上品」となっているが、私の印象だと卓上に置いてないことが多い気も……。
どちらにせよ、店員さんに頼めば『とろ~り甘くなるソース』を出してくれるはず。ちなみに、事前に甘さプラスで注文した場合、このソースを使用して調理されているようだ。ココイチのWebサイトにも「『とろ~り甘くなるソース』を使用して1甘~5甘まで選べます」との記述がある。
なお、このソースはハチミツと果物を材料としたハチミツシロップなので、1歳未満の乳児は食すことができない。
・かけ過ぎには十分に注意
『とろ~り甘くなるソース』を見ると、見た目はハチミツそのものだ。そのままパンにかけてもおいしそう。
一口舐めたら猛烈に甘い! 大量にかけると甘くなりすぎてしまうので、使用する際には少量ずつかけて味を調整しよう。
実際にかけてカレーを食べると、甘さとコクが増して、味がかなりマイルドになる。辛さを少し和らげたいという人は、ぜひとも試してみて欲しい。カレーに辛さを求めない人にオススメだ。ただし、くれぐれもかけ過ぎには注意するように。
参考リンク:CoCo壱番屋『とろ~り甘くなるソース』
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24