こ、高音が出ない……。歌を歌う時、誰しも一度はこの壁にぶち当たった経験があるのではないだろうか。身近なところでいえばカラオケで思うことがあるが、いくら頑張っても出ないものは出ないのだ。
しかしながら、聖歌隊だと出ないという訳にもいかず。何としてでも高い声を出すことを求められる。そして今回ご紹介する動画に登場する男性も、高音が出なかった(?)と思われる1人。彼は思い切った対処法でピンチを乗り切ることにしたようだ。
・天使の歌声のような聖歌隊
ということで、ご覧いただくのは英ケンブリッジ大学(キングス・カレッジ)の聖歌隊がYouTubeに投稿した動画である。実はこの動画、元々今から約4年前に投稿されたものだが、あまりのインパクトのためか最近また話題になっているようだ。
さて、動画を再生すると……聖歌隊のメンバー4人の歌う姿が映し出される。発する歌声はまさに “天使の歌声” と言えるほど美しい。
・高音が出ない時の対処法が斬新すぎ!
思わず聴き惚れてしまうが、途中から右端にいる青年の様子がどこかおかしくなる。高音が出ないかもしれないと不安に思ったのかソワソワ。そして、彼がおもむろに大きな黄色の風船を取り出すと……!
なんと彼は口に持っていった風船から中身をス~っと吸い込み、信じられないほどの高音域で歌い出すのである。「えっ!? 風船にヘリウムか何かが入っていて、それを吸ったから超高音域が出たの?」と、その斬新な方法にビックリしてしまう。
・単にギャグでやっただけ!?
予想外の対処法にネットユーザーはウケまくり。再生回数も、YouTubeだけで300万回オーバーの大ヒットを記録している。聖歌隊員の斬新すぎる判断が、思わぬ成果を生んだのか……と思いきや! どうやら、この動画は元々エイプリルフールのネタとして公開されたようだ。ど、どうりで……!!
だがそれにしても、透き通るような高音域の声はスゴすぎる。……それもそのはずで、ケンブリッジ大学の聖歌隊は世界的に有名らしく、コンサートはBBCで放送されることもあるのだとか。とにかく、聖歌隊のレベルが相当高いのは間違いないようだ。