愛にも様々な形があるが、やはり親の子供に対する愛に勝るものはないと思う。親は子供の誕生したその日から変わらぬ愛を注ぎ、成人しても無事に暮らしているかどうか心配し続けてしまうのである。
そんな親の愛は、時として “過保護” という形で現れることもある。先日、海外掲示板サイトRedditのユーザーが「今までに出会った過保護すぎる最悪な親」について語っているので、いくつか紹介することにしたい。
1.なんで息子が面接に落ちたの!?
あるユーザーはシニア世代親の過保護な行動を体験をした。なんと弁護士の仕事の面接に落ちた40歳男性の母親が電話をかけてきて、息子が仕事をゲット出来なかった理由を聞いてきたという。
2.仕事の面接に付き添った母親も
お次も面接編である。16歳息子の仕事の面接に付き添い、全ての質問に答えようとした母親もいたとのこと。その青年は面接に合格して働きだしたものの、数カ月後に母親から「仕事を辞めます」と連絡があり、それっきりになったそうだ。
3.スマホのGPS機能で娘を監視
ある母親は娘のスマホにGPSアプリをインストールして、いつどこで何をしているのか全て追跡。ある時、その娘が夜9時にスーパーで買い物をしていると電話がかかってきて、「こんな遅くに、どうしてスーパーにいるの!?」と尋問されたというから恐ろしい……。ここまで監視されたら、囚人のような気分になってしまいそうだ。
4.タンポンの挿入まで手伝う母親
なかには、「適切にタンポンを使用できなかったら困るから」と心配して、母親が娘にタンポンを挿入してあげていた同級生を知っている……というユーザーの話も目にした。ちょっと信じられないようなエピソードである。
5.子供を崇拝しすぎる親
学校の教師をしているというユーザーは、まるで子供を崇拝するように過保護になっている親に悩まされることが多いのだとか。全ての宿題を子供の代わりに親がこなしたり、なんだかんだと毎日教室に顔を出して子供にまとわりつき、やめるように言っても聞いてくれないのだそうだ。
6.部屋にカメラとマイクを設置する親まで……
最後は、あるユーザーのお姉さんの中学校時代の話。姉が女友達の家に遊びに行くと、彼女の部屋にはカメラとマイクが設置してあり、全ての会話と行動が両親に筒抜けになっていたそうだ……。これでは、プライバシーも何もあったものではない。
子供を愛するがゆえに心配になり、つい過保護な行動をしてしまう親の気持ちも分からなくはない。だが、子供は社会で自立できてこそ一人前である。そうなってもらうためには、子供を信頼して手放すことも時には大切ではないだろうか。
参照元:Reddit(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.