ロケットニュース24

【ドキドキ】はじめて「スマホゲームのオフ会」に参加してみたらこうだった

2018年1月16日

あなたはいわゆる “オフ会” に参加したことがあるだろうか? インターネット上で知り合った人とオフライン、つまりリアルで会うあの “オフ会” である。このご時世、ネットを通じて人と知り合うことも珍しくはないが、やはり初対面はドキドキが止まらないものだ。

今回、私(P.K.サンジュン)は初めて「スマホゲームのオフ会」に参加してきた。参加を決めたその日から緊張で吐きそうだったが、果たしてその結末とは? 詳細は以下でご覧いただきたい。

・スター・ウォーズのスマホゲーム

私がプレイしているのは『スター・ウォーズ / 銀河の英雄』なるスマホゲームだ。内容としてはスター・ウォーズを題材にした育成シミュレーションゲームで、アメリカのゲーム会社「EA」が運営するタイトルである。

ゲームの評価については多くを語らないが、一言でいえば『どうぶつの森』などと比べてハードルはかなり高い。それは難易度ではなく、お金的な意味で──。これまでいくら課金したかは言わないが、随所で “スター・ウォーズ愛” が試されることは確かである。

・チームで協力するゲーム

それはさておき、このゲーム最大の特徴は “ギルド制” を採用していることだ。ギルドとはざっくり言えばチームのことで、ギルドに所属することで1人プレイするよりもアイテムなどの恩恵が受けられる仕組みとなっている。

ゲーム内にはメンバー同士がコミュニケーションを図れるようチャットが設置されており、なんなら「ゲーム専用SNS」の導入を加入条件にするギルドもあるくらいだ。というか、私が所属するギルドもそうで、本人次第で意思の疎通は図りやすいゲームである。

さて、私が所属するのは日本最古のギルド「Team tekawasa」、通称 “テカワサ” だ。約4カ月前からこちらのギルドにお世話になっており、新参者の私はビビッてそこまで積極的にコミュニケーションを図っていない

・忘年会に参加することに

ゲームの実力も50人いるメンバーの中では “中の中” くらいで、毎日最低限のノルマをこなしているのが現状である。だがしかし、2017年12月に忘年会を兼ねたオフ会があるというではないか……! わんぱくライターとしては参加せねばなるまい……!!

もちろん、リアルで会ったことがある人は0人で、私の素性を知るメンバーは誰1人としていない。というか、本当の名前すら知らない。私自身もゲーム内では “サンチェル” と名乗っているだけで、年齢はもちろん性別だって正式には明かしていないのだ。

そしてやってきたオフ会当日、会場がある品川駅に到着した──。道行く人と目が合うたびに「ギルドの人かも?」とも思ったがそれはなかった。指定された居酒屋に入店し、個室へ足を運ぶと……そこに広がっていた光景とは? 続きは後半へGOだ!

Report:P.K.サンジュン
ScreenShot:スター・ウォーズ / 銀河の英雄 (iOS)
Photo:RocketNews24.

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この日の参加予定者は12名ほど。普段はやや時間にルーズな私も、この日ばかりは会場の居酒屋にスタート10分前には到着していた。テカワサ自体はこれまで何度もオフ会を開催しているらしいが、私にとっては全員が初対面である。うむ、吐きそうだ。


そして通された居酒屋の個室……。そこにはすでに6名ほどのメンバーがいた。


そして全員がおっさんであった──。



うん、なんとなく知ってた! そもそもスター・ウォーズ第1作目の公開は1977年だし、課金的な意味でも学生じゃ厳しいゲームであることはわかっていた。おそらく私(当時39歳)が一番若いくらいではなかっただろうか?

ここからは持ち前の明るさで、メンバーのみなさんに元気よく挨拶! 個室の入口付近に陣取り、注文係と空いたグラスの下げ係を買って出た。そして始まった宴(うたげ)……。一言でいえば「メチャメチャ楽しかった」としか言いようがない。

・メチャメチャ楽しい

そもそも、誰がどんなコメントをしているかは毎日見ているので、ふわっとした人物像は掴めていた。ゲーム名でお互いを呼び合うことにも違和感はないし、何より共通の話題があるので話が途切れないのだ。

話の内容としては大きく2つで、ひとつは「ギルド運営」に関すること。そしてもう1つは「スター・ウォーズそのもの」に関することだ。ギルド運営の話は非常に興味深く、有志で幹部を買って出るメンバーには頭が下がる思いであった。いつも本当にアザス!

さらに、スター・ウォーズトークが一度熱を帯びるとマジでノンストップ! 私自身もなかなかのスター・ウォーズマニアだと自負しているが、参加者は100%の確率で高レベルのスター・ウォーズマニアなのだ。話が盛り上がらないハズがない。

さらにさらに、メンバーの人柄も良かった。実は私には隠されたミッションがあり「オフ会のことを記事にする許可」を取らなければならなかったのだ。酔っぱらわない段階で早めにそのことを切り出すと……全員余裕のOK! い、いい人たちでよかった~。

そこからはひたすら続く、ゲームトークとスター・ウォーズトーク。普段は周囲にスター・ウォーズを語れる人もいないので、たっぷり数カ月分のスター・ウォーズ欲は満たされた。た、楽しィィイイイイイ!

結果として、はじめてのオフ会は実に濃厚で有意義な2時間であった。後から来たメンバーの中には私より若い人も数人いて、その誰もがハンパない “スター・ウォーズ愛” を持ち合わせていたことは記述しておきたい。きっと私たちはフォースに導かれたのだろう──。

とにもかくにも、もしオフ会の初参加に迷っている人がいたら、ぜひ参加してみることをオススメしたい。共通の趣味を心置きなく語れる時間は貴重だぞ。私自身、もし次回のオフ会があれば迷わず参加するとここに宣言しておく。

Report:P.K.サンジュン
ScreenShot:スター・ウォーズ / 銀河の英雄 (iOS)
Photo:RocketNews24.

▼ルークと会ったことを伝えたら「すげえぇぇえええ!」って言ってもらえた。

▼ゲーム自体はなかなか世知辛いが、オフ会はとても楽しかった。

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