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年間1億5000万個売れた「初代日清ラ王」の復刻版が1月8日に登場! ひと足先に食べてみた結果

2017年12月26日

カップラーメンの中でも根強い人気を誇るシリーズ「日清ラ王」。他の商品と一線を画すこだわりのクオリティーは、さすがラ王(ラーメンの王様)といった仕上がりとなっている。

そんななか、爆発的ヒット商品 “初代ラ王” の味を再現した「日清ラ王 復刻版しょうゆ」と「日清ラ王 復刻版みそ」が、2018年1月8日から発売されるという。今回は、日清から同商品をもらったので、ひと足先にレポートをお届けしたい。

・レトルトパウチ麺をノンフライ麺で再現した商品

日清によると「復刻版しょうゆ」「復刻版みそ」は、日清ラ王の25周年記念商品の第3弾。初代ラ王の特長である “生タイプ麺のつるみともちもちした食感” をノンフライ麺で再現した商品だという。

ちなみに、初代ラ王は1992年に登場。レトルトパウチ麺が話題となり、発売2年目の1993年には約1億5360万個を売り上げてカップ麺に革命を起こした。発売される復刻版はレトルトパウチ麺ではないようだが……どんな味に仕上がっているのだろうか。

・「日清ラ王 復刻版しょうゆ」を実食

今回、実際に食べるのは「日清ラ王 復刻版しょうゆ」だ。パッケージには初代の特徴であった赤文字の “日清ラ王”、さらにはシンプルに “しょうゆ” と書かれている様子が見て取れる。

フタをペリッと剥がすと、中にはかやく・液体スープ・粉末スープの3種類の小袋と、ノンフライ麺が入っているのが確認できた。さて、お湯を沸かしていよいよ実食である。

かやくを投入し、熱湯を入れて待つこと5分。粉末と液体のスープを入れてよくかき混ぜれば完成だ。出来上がったラーメンを見ると、もやし、ネギ、チャーシュー、コーンなどの具が入っているものの、細切れでなんとも素朴な雰囲気が漂う

・あっさり系の昔風ラーメン

まずはスープをいただこう。カップを持ち上げズズッと味わってみる。おぅ、懐かしい……脂の少ないあっさりした醤油スープに、コショウのスパイシーな風味が広がる。あっさり系でありつつ、旨味もしっかり感じられるところがポイントだ。

続いて麺を食べてみると……細めでツルツルしており喉越しはいいが、コシは弱め。この柔らかさが、初代のレトルトパウチ麺を再現しているということだろう。時間が経つとすぐに伸びてしまいそうなので、硬めが好みの方は出来上がったらすぐ食べるのがベターだ。

・現行商品は明らかにこってり

ちなみに、現行商品である「日清ラ王 背脂コク醤油」を食べてみたところ、“背脂コク醤油” というだけあって明らかにこってりしており、麺は太くてコシがある。また、チャーシューが肉々しかったことも、念のため記述しておこう。

ノンフライ麺が進化しているとはいえ、せっかく復刻するならレトルトパウチ麺が嬉しかったところだが……。それはさておき、復刻版を食べることで、25年という歳月を経て「日清ラ王」の味は明らかに変化していることがわかった。

初代と現行のどちらをウマいと感じるかはあなた次第だ。「日清ラ王 復刻版」はどちらの味も税別220円。興味のある方は、カップ麺の新たな歴史を作った懐かしのラ王を食べてみてほしい。

参考リンク:日清食品「新発売のご案内」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼「日清ラ王 復刻版しょうゆ」

▼こちらは現行の「日清ラ王 背脂コク醤油」

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