特に芸術に興味がないという人でも、画像に特化したInstagramの料理や旅行をテーマにしたアカウントなどで、写真を楽しんでいる人は結構いるのではないだろうか。
そこで、フォロワーが100万人超えの超人気カメラマンがいるというので紹介したい。白黒写真のみを撮り続ける彼の作品は、どれも額に入れて部屋に飾りたいほどカッチョいいのである!
・フォロワー100万人超えの超人気カメラマン
米ニュースサイト『boredpanda』によると、Instagramで絶大な人気を誇っているというのは、米写真家のジェイソン・M・ピーターソンさんだ。25年にわたり白黒写真のみを撮り続けている彼の作品には、シカゴ&ニューヨークの街並みや人、音楽ライブをテーマにしたものが目立つ。
色彩が限られる白黒写真は、どうしても淡々とした印象になりがちである。しかし、彼の作品は白黒だからこそ際立つ影が独特の効果を生み出し、深い奥行きを感じさせるのだ。
・白黒写真にこだわる理由は!?
なぜ彼が四半世紀もの長い間、白黒写真にこだわり続けているのか気になる……という人もいるだろう。海外メディアのインタビューに答えたジェイソンさんは、「被写体の感情を捉えて、写真を見る人に何かを感じてほしい。白黒写真だとその感情に焦点を当てやすいし、色彩があると邪魔になってしまうからね」と語っている。
・色を削ぎ落しながらもアングルなどで遊び心を演出
余分な “色” を削ぎ落とした分、アングルや線を強調した構図で遊び心を出しながらも、シンプルにまとめるのが彼の得意技のようだ。
ジェイソンさんの作品を見ていると、なぜ彼がこの景色や場面を撮ろうと思ったのか、何を表現しようしていたのか思わず考えてしまった筆者である。
ニューヨークが大好きな筆者は、「フラットアイアンビルか、ブルックリンの景色を撮った白黒写真のポスターが欲しいな」と思い探していたところだった。そんな経緯もあり、彼の作品にはグっつ惹きつけられてしまった次第である。
参照元:Instagram @jasonmpeterson、boredpanda(英語)
執筆:Nekolas
▼白黒写真だからこそ表現できることが
▼ラインを強調して遊び心を演出
▼フラットアイアンビルを上から撮影した作品