人は極度の恐怖や緊張を覚えると、体の自由が効かなくなる。俗に言う「足がすくむ」というやつだが、日常生活を送る上で経験することはあまりないだろう。なにせ、足がすくむのはよっぽどヤバい時。死と隣り合わせになる機会は、そうないからだ。
ただ、今はインターネットの時代なので何でもできる。自分で体験しなくても、恐怖を見て感じる……動画なのに足がすくむことだってある。例えば今回ご紹介する動画「China Resources Tower」もまさにそのひとつだ。
・不法侵入のために綿密な計画
YouTubeを使って恐ろしすぎる動画を世に放ったのは、ロシア人グループの「on the roofs」。これまでに世界の超高層ビルを勝手に登頂し、いくつもの無謀なチャレンジを成功させてきた “命知らず” たちである。今回は男性2人組で登場だ。
ただ近年、不法侵入して勝手にビルへ登頂する高所大好きが多いからだろうか。今回のターゲットになった中国・深センにある「China Resources Tower(393メートル)」のセキュリティーも厳しくなっている様子だ。というのも、彼らはドローンでどこから侵入できるか探るも、警備員に見つかってしまう。
・中盤から景色が激変
しかし、そこで簡単に諦めないのが彼らで、ドローンを没収されながらも、深夜になると行動開始。絞り込んでいたルートからうまく侵入すると、ビルの登頂を始める。序盤こそ刺激の弱い光景で何てことない……ところが!
動画の中盤からいきなり景色が激変! いざビルを素手で登り始めると、次から次へ恐怖が襲いかかってくる。バランスを少しでも崩したら即死は免れない場所であっても、彼らにとってはお茶の子さいさい。一切ビビる様子はなく、スマホで景色を撮影……何なら命がけでアプリゲームだってしてみせる。
ふと気がついたら、そんな彼らの無茶な行動に手汗がべっとり……間違いなく足もすくんでいることだろう。動画を見る前に再度伝えておくが、かなり強烈な内容になっているので閲覧注意。特に高所が苦手な人は、マジでビビるので気をつけて欲しい。