アパートや自宅の空き部屋を旅行者に提供する民泊サービス「Airbnb:エアビーアンドビー」。そのメリットとしては、ホテルに比べれば比較的コスパ良く宿泊できること等が挙げられるが、現地の人々と交流できる点も大きい。
そんなAirbnbを東京で利用した海外アーティストが、宿主に頼まれて壁画を残す動画が超~ワイルドなので紹介したい。 斬新かつ前衛的な墨絵が、かなりインパクトがあるぞ!
・東京で民泊したアーティストが壁画を描くことに!
米ニュースサイト『boredpanda』によると、イラン出身で現在は米国に住むアーティスト、アリ・サベットさんが東京の渋谷でAirbnbを利用した時のこと。エリックさんという名の宿主はカナダに住んでいる模様で、アリさんが日本へ旅立つ前に、「アパートの壁に何か描いてくれたら宿泊費を返却する」とメールを送って来たのだとか。
そこで、「せっかく日本にいるのだから……」と思ったかどうかは不明だが、アリさんは習字用の筆と墨を使って壁画を描くことにしたのである。
・前衛的な墨絵が超斬新!!
アリさんは壁画制作の様子を動画に収めており、白い壁に墨で女性の顔や、文字のようなモチーフを次々と壁に描いていく彼の姿が映し出されている。その筆使いがワイルドで、瞬く間にガランとした印象だった部屋がミュージアムのように!
黒のドアには、ゴールドのペイントで漢字にも見えるデザインがあしらわれ、とにかく前衛的な墨絵が超斬新なのである。
・壁画をきっかけに宿主とは友達に!
アリさん自身も壁画の出来に大満足だったようで、これをっきかけに宿主のエリックさんと友達になったのだそう。アリさんは海外メディアに、「いつの日か、この家を第二の故郷と呼べるようになればいいのにな」と語っている。
アリさんは、スイスの筆記具ブランド「モンブラン」とコラボするほど著名なアーティストだそうで、もしかしたら近い将来、彼が描いた壁画がかなりの価値になるかも!? それにしても旅先での新しい出会いは、本当に素晴らしいものだな……とヒシヒシと感じてしまった筆者である。
参照元:YouTube、boredpanda、Ali Sobet(英語)
執筆:Nekolas