2017年10月23日現在、超大型の台風21号による大雨などの影響で、日本各地で冠水・崖崩れなどが発生。多くの重大な被害が出ていることが報じられている。
「ウェザーニュース」によると、その台風21号が上空の寒気を引き込んだために、北海道で雪が降ったという。このあとも、地域によって積雪は増す恐れがあるそうなので、北海道に在住の人ならびに、旅行などで北海道に行く人たちは十分な警戒が必要だ。
・明日24日未明まで雪の降りやすい状況
北海道の広いエリアで雪が降りやすい状況が続くのは、台風が遠ざかる明日24日未明まで。札幌や帯広、旭川など市街地では、2~3cmの積雪が予想されるという。
また、道北・道東・道央の内陸部を中心に、しっかりとした雪の降り方になり、山沿いの多いところでは60cmの積雪となる恐れがあるとのことだ。
・現在の状況
23日15時00分現在の北海道恵庭市の状況をみると、雨が降り始めて雪が溶けてきているようだ。しかし、もし残ったシャーベット状の雪が、凍ってアイスバーンになると大変危険である。冬タイヤへの交換や冬靴の準備など、冬支度は早めに整えておいた方がいいだろう。
なお、以前の記事でご紹介した、北海道民が教える「雪道運転のコツ」5カ条や、北海道民が教える「雪道の歩き方」5カ条にも、冬道を安全に移動するために役立つ情報が載っているので、ぜひチェックしてみて欲しい。
いずれにせよ、今日から明日にかけては、気象情報をこまめにチェックしつつ、視界不良や路面の凍結に十分注意し、車での走行は必ず冬タイヤを装着。安全運転を心がけたい。
参照元:Twitter @wni_jp
執筆:K.ナガハシ
Photo:RocketNews24.
▼積雪がさらに増す恐れがあるとのこと
【北海道】吹雪による視界不良・路面状態の悪化に警戒
台風21号が上空の寒気を引き込み、北海道では雪に。札幌や帯広では初雪を観測。このあとも内陸部を中心に雪が続き、積雪がさらに増す恐れがあります。明日朝は路面の凍結に注意が必要です。https://t.co/sZufp16S4d pic.twitter.com/HNYlNXar9N— ウェザーニュース (@wni_jp) October 23, 2017