お笑い芸人「ビートたけし」としてだけでなく、現在は映画監督&俳優としても高い評価を得て、数々の映画賞を受賞している北野武さん。そんな世界的に知られる彼が出演していたテレビ番組『風雲! たけし城』が、イギリスで甦ることになり話題を呼んでいる。海外でカルト的な人気を誇る番組の復活に、ネット民が沸いているようだぞ!
・海外でカルト的な人気を誇る『風雲! たけし城』
『風雲! たけし城』は、TBSで1986年~89年まで放送された視聴者参加型のバラエティ番組。ビートたけしさんが城主を務める難攻不落の「たけし城」を落とすために、参加した視聴者が数々の難関アトラクションをこなし、城に乗り込んでいく……という内容だ。
本番組はインドは無論、世界中で放送され、ご当地バージョンも製作されたり、「これって『風雲! たけし城』のパクリかよ!?」と思ってしまうようなソックリ番組も見かけたことがある。「あの北野武監督が、なにやらオモロいことをやっているぞ!」という理由でも話題となり、海外でカルト的な人気となっているのだ。
・イギリスで復活することに!
そんな日本が世界に誇る番組がイギリスで復活することに! 英エンタメ情報サイト『NME』によると、2002年にイギリスで放送開始された『風雲! たけし城』は2004年までオンエアされ、2013年にはリブートとしてイギリス版が製作されている。
今回の復活版では、イギリスを代表するコメディアンにして、数々のラジオ&テレビ番組で司会をこなすジョナサン・ロスがコメンテーターを務めることが決定。こちらも話題となっているようだ。
・『風雲! たけし城』ブームが再来!?
復活版は、放送されるのはイギリスだが撮影ロケ地はタイとなり、日本版と同じく一般人視聴者が約100人参加して、数々の障害物をこなして城を攻め落とす展開に。
海外では、「オリジナルに登場した竜神池(池に置かれた飛び石を使って、向こう岸まで渡る障害物)や、ジブラルタル海峡(恐怖の吊り橋)も復活してほしい」と報じるメディアもあり、『風雲! たけし城』ブームが再来しそうである。
筆者も、子供の頃によく見ていたので、思わず「懐かしい~!」と声を上げそうになってしまった。体当たりで繰り広げられる笑いは、言葉が通じなくても万国共通で楽しめるものなのかもしれない。
参照元:Facebook @The Jonathan Ross Show、NME(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.
▼2005年当時、たけし城はインドでも大人気だった。