不倫、炎上、詐欺疑惑……グレーゾーンの多い世の中だ。勝てば官軍、モラルもへったくれもない。だが、そんな世の中でも逮捕だけはされたくないものだ。
特に有名人の逮捕は、報道されるパーソナルデータで、年齢をごまかしていたことや通り名であることが判明することがある。さて、2017年9月8日、ネットで話題となったとある YouTuber の逮捕をNHKが報じたのだが……この報道でも新たな事実が明らかになっていた。
・逮捕の原因は動画
逮捕されたのは、福井県越前市に住む西坂大治容疑者と妻の美那容疑者。逮捕の原因となったのは、デイジーというアカウント名で2人が YouTube に投稿した「覚醒剤のいたずらドッキリ動画」である。
130万回以上再生されていた動画は、「警察官の前で白い粉(グラニュー糖)を落とし、逃走したらどうなるのか?」という内容。結果的に、捜査員やパトカーを出動させる騒ぎとなった。なお、逮捕容疑は偽計業務妨害で、動画はすでに削除されている。
・客観的なYouTuberの呼び名
しかし、YouTuberは職業をどう書かれるのだろうか? さすがになんか別の本職やりながらかもしれないな。と、思いきや、報道に記載されていた職業は……
「自称・広告業」
──新事実判明。ちなみに、インディーズバンドマンだと、「自称・ミュージシャン」と書かれているのをよく見かける。「自称」がそこはかとなく恥ずかしい。この記載にネットでは、以下のような声があがっている。
・ネットの声
「YouTuberを自称 広告業って表現するのおもしろすぎ」
「YouTuberも自称広告業だから無職と変わらんのか」
「Youtuberって日本語にしたら自称広告業になるんだね」
「YouTuberとは、正式には自称広告業だそうです 」
「自称広告業(Youtuber)」
「たしかに動画の広告収入で稼ぐんだから間違いじゃ無いか」
「youtuberって広告業なのかという疑問、自称だから勝手なのか」
「YouTuberって広告業(自称)なんだー」
──と、今回のニュースで学ぶ人が多かった。チェーンソーでヤマト運輸を恫喝したり、スーパーの商品につまようじを混入させたり、コンビニのおでんを素手でつついたり、あとを絶たない自称・広告業者たちの犯罪。彼らから「自称」がとれる日は来るのか。