以前にロケットニュースでは、「サッカーの試合で近未来的なボール渡し」が実現したとのニュースをお伝えした。リアル筋斗雲とも言えるその光景は、驚かずにいられなかった人も多いのではないだろうか。
しかし、人が乗れてしまうドローンにビックリするのは、まだまだ早いぞ! なんと時速150キロで空を飛ぶフライボードが開発され、その映像がマジでヤバいのだ。もはやその様子は、近未来映画に登場するヒューマノイドにしか見えないのである!
・時速150キロで空を飛ぶフライボードがマジでヤバい!
アッと驚くようなフライボードを開発したのは、米「Zapata Racing:ザパタ・レーシング」社だ。同社のウェブサイトによると、最初の飛行テストに成功したのは2016年4月で、空気圧を操ることで時速150キロものスピードが実現するという。
その飛行テストの動画を見ると、小さなUFOに乗ったかのように見える飛行者は、まるで近未来映画に登場するヒューマノイドか何かのようにしか見えない!
・『007』や近未来映画のシーンを見ているかのよう!
試乗では空を飛んだ後に着陸もバッチリとキメ、飛行者とザパタ・レーシング社のスタッフがハイタッチをして成功を喜んでいる。
そして、飛行テスト後の他の動画では、モーターボートを追いかけながら水上を超猛スピードで飛ぶフライボードが! 「ええ!? これって『007』や『ブレードランナー 2049』とかのシーンじゃないの?」と、これまた疑ってしまいそうなほどのレベルだからマジでヤバい!!
・現段階で一般消費者向けに販売はナシ
フライボードは上空1万フィート(約3050メートル)まで飛べるとのことで、価格は25万ドル(約2780万円)。現段階では、娯楽目的や一般消費者向けに販売はされていないが、さらに開発が進み量産されるようになれば、市場に出回る可能性は大いに期待できそうだ。
今まで、特殊効果で処理されていた映画の空飛ぶシーンも、フライボードを使用すれば現実感タップリに仕上がるのではないだろうか。
参照元:YouTube[1] [2]、Zapata Racing(英語)
執筆:Nekolas