ロケットニュース24

視覚インパクト活火山級! ボルケーノキッチンのローストビーフ丼は皿の真ん中で “立派に立っている”

2017年6月13日

これまでに数多くの飲食店をレポートしてきた。変わったサービスや盛り付けで、他のお店と差別化を図るお店も少なくない。もう多少のことでは驚かないつもりだったのだが……。名古屋で視覚インパクト絶大なローストビーフ丼に遭遇してしまった!

そのお店、「ボルケーノキッチン」のボルケーノプレートはこれまでのローストビーフ丼の概念を完全に覆している。なぜなら、皿の上に立っているのだ。立派に立っている! 屹立する肉の巨塔、まさに活火山級である。

・大阪発祥

ボルケーノキッチンは大阪発祥、大阪・福島区に本店があり、名古屋のお店は2016年6月にオープンしている。私(佐藤)が訪ねたのは、名古屋市中区栄にある商業施設「スカイル」の9階のお店だ。

まずは券売機で食券を購入。ボルケーノプレートのなかでももっとも量が多いと思われる、「フジヤマボルケーノプレート」(1590円)を注文することにした。このメニューは肉が通常の2倍、ご飯が1.5倍。上等だ、その立派な立ち姿を見てやろう!

・「どんぶり」と言うべきか?

ちなみにボルケーノプレートは、こってり・あっさり・ムアンバの3種からソースを選ぶことができる。人気ナンバー1はこってりとのことだが、私はあっさりにした。歳をとると、濃い味は胃がもたれる。歳はとりたくないものだ……。

さて、注文してしばし待っていると、スタッフが慎重な歩みで皿を持ってやってきた! こ、これが!?

ボルケーノキッチンのローストビーフ丼!! どんぶりと呼ぶべきか迷うところだが、垂直に立つ肉の塔の中には、たしかにご飯が入っている。どんぶりであることに違いはないだろう。

・上段は全部肉!!

ローストビーフを1枚ずつめくり、ソースに浸して食す。肉は柔らかくてとても歯切れが良い。ソースや卓上の粒マスタード・タバスコで味変をすれば、いくらでも食べられそうだ。

大抵、この手のメニューはご飯でカサを増しているものだ。高さを出すためだけに、ご飯を高く盛り、そこにローストビーフを貼り付けているパータンが多いが、ここのは違う! 上段は全部肉。しかも、下にご飯がしっかりと入っていると思ったら……。

これは?

ゆでタマゴ!!

中段にタマゴを仕込んでいる。これはなかなか粋な演出。さらにその下からご飯が始まるので、タマゴを崩して、タマゴかけご飯風にして食べるのも楽しい。

・飽きずに最後まで

タマゴと混ざり合ったご飯をローストビーフで包んで食べるのも可。視覚インパクトの高いメニューだが、見た目だけではない。最後まで飽きずに食べることにも配慮されている。ボルケーノキッチンのボルケーノプレートは、良く考えられた一品である。

・今回訪問した店舗の情報

店名 ボルケーノキッチン 名古屋栄店
住所 愛知県名古屋市中区栄3丁目4-5 スカイル9F
営業時間 11:00~22:00
定休日 なし(スカイルに準ずる)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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