日本ではあまり聞き慣れないかもしれないが、海外では、バーなどでドリンクに “デートレイプドラッグ” と呼ばれる薬を盛られ、意識を失った女性が暴行を受ける事件が多発している。
そんな痛ましい事件を未然に防ぐことが出来ればと、米女子高生3人が「デートレイプドラッグを判別できるストロー」を開発! このストローが飲食店で全般的に使用されるようになったら、「婦女暴行事件の件数を減少させることが可能になるかもしれない」と注目を浴びているのだ。
・米女子高生がデートレイプドラッグを判別できるストローを開発!
米ニュースサイト『Inside Edition』によると、「デートレイプドラッグを判別できるストロー」を開発したのは、米フロリダ州マイアミの高校に通う女子高生ヴィクトリア・ロカさんとスザナ・カペロさん、キャロライナ・バイゴリさんの3人だ。
彼女達は、起業について学ぶクラスでストローのアイディアを思いついたのだという。高校で、新商品の開発や起業について学べるクラスがあるとは、なんとも画期的ではないだろうか。
・ドラッグに反応したらストローの先が青色に変わる仕組み
3人が開発したストローの先には試験紙が仕込まれていて、ドリンクに入れると通称「ルーフィー」と呼ばれるフルニトラゼパムとGHBの2種類の薬に反応。試験紙が青色に反応する仕組みになっている。
現在、このストローは特許を申請中で、彼女達は開発したストローが全米中のバーやクラブ、レストランに置かれて、婦女暴行を未然に防ぐ助けになることを望んでいるそうだ。
・自分の行動に責任を持つことが大切!
少しデートレイプドラッグからは話がそれるが、「やはり女性は気をつけなければいけないな……」と、実感させられる話をしてみたいと思う。筆者の男友達の1人がバーを経営しているのだが、なんでも、酔っぱらってカウンターやソファで寝てしまった女性客を、無理やり連れて帰ろうとする男性客が少なくないのだそうだ。
いつも友達は、そんなモラルに欠ける男性客を店から叩き出すハメになると語っていたのだが、女性は性的なターゲットになりやすいため、危険な目に遭わないように自分の行動に責任を持つことが大切ではないだろうか。
デートレイプドラッグを判別できるストローの特許申請が受理されて、婦女暴行の件数が減少することを心から願いたい。
参照元:YouTube、Inside Edition(英語)
執筆:Nekolas
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