一時期ゲームセンターで物凄い人気を博した時があったが、当時に比べると少し存在感が薄くなってきた感のあるUFOキャッチャー。
まず、失敗する覚悟で挑んだ方が良いゲームのひとつだが、そんなUFOキャッチャーで、1年で1万5000個ものぬいぐるみをゲットしてしまう強者が登場! なんと、毎日ぬいぐるみを約40個もゲットしている計算になるのである!!
・1年で1万5000個ものぬいぐるみをゲットする強者が登場!
1年で1万5000個ものぬいぐるみをゲットするUFOキャッチャーの達人は、中国の廈門(しあめん)市に住む35歳のチェン・ジトンさんだ。
地元のショッピングモールのゲームセンターを中心に足繁く通っている彼は、経営者にとっては頭が痛い客のようである。時には、飲食品を彼に提供する代わりに「もう来ないでほしい」と告げる経営者もいるというから、どれほど彼が ‟マスター・オブ・UFOキャッチャー” であるかが分かるのではないだろうか。
・戦利品をゲットするには3つの要素を克服すること!!
チェンさんいわく、UFOキャッチャーにはテクニックでぬいぐるみを獲得できるタイプと、コンピューター制御で管理されているため、どれだけ技術があっても無理なタイプの2つがあるのだとか。
そして、自分のテクニックを駆使できるマシーンでは、3つの要素をモノにすれば戦利品を手に出来るのだそうだ。まず1つ目は、ぬいぐるみを掴むUFOキャッチャーの爪部分の締まり具合で、2つ目は爪部分の回転する角度。そして、3つ目がぬいぐるみの積み重なり具合で、この3点を克服することが出来れば商品をゲットできるという訳である。
・盲目・知覚障害の子供達にぬいぐるみを寄付
そんな達人のチェンさんの悩みは、獲得したぬいぐるみが増えすぎてアパートを占領してしまうこと。彼の部屋にはギッシリぬいぐるみが所狭しと並べられ、オモチャ屋さんも顔負けのセレクションとなっている。
そこで彼は、盲目・知覚障害の子供達が通う学校にぬいぐるみ1000個を寄付して、思いがけないプレゼントに子供達は大喜びだったそうだ。
チェンさんがUFOキャッチャーにつぎ込むお金も相当な額になりそうだが、ぬいぐるみをゲットする楽しみを味わった後に、子供達に喜んでもらえたら最高ではないだろうか。
参照元:YouTube、Laughing Squid(英語)
執筆:Nekolas