最近は、‟プラスサイズ・モデル” と呼ばれる少しポッチャリ体型のモデルが登場しているが、それでもモデルや女優が細すぎて、女性に間違った美の観念を植えつけかねないと問題になっている。
そんななか、元モデルが「1日500キロカロリーしか食べていなかった時代と現在」を比べたビフォー&アフター写真を公開して話題を呼んでいる。読者の皆さんは、一体どちらを魅力的だと感じるだろうか!?
・1日の食事を500キロカロリーに抑えていたモデル時代
アメリカ人のリザ・ゴールデン=ボウワニさんは、2012年にパリ&ミラノ・コレクションなどで花道を歩き、かつてはハイファッションの世界で活躍していた元モデルだ。
だか、当時仕事のために過激なダイエットをしていたという彼女は、毎日の食事を500キロカロリー以内に収めていたのである。そして、ある日20個ほどの枝豆を茹でている時に、栄養失調で気を失い倒れてしまったのだという。
それを機に、過激なダイエットをやめた彼女はモデルを続けていたものの、彼女がポーズを取った広告写真を見たネットユーザーから、「太腿が太すぎる!」と文句をつけられてしまったのだとか。
・モデル時代と現在を比べたビフォー&アフター写真を公開!!
最終的に、体重が増加したことで仕事を得られなくなったリザさんはモデルをやめてしまったのだが、ガリガリだったモデル時代と現在の自分を比較した写真をInstagramに投稿。
あまりにも細すぎて不健康に見えてしまう昔に比べ、現在は、ふくよかで女性らしい体の曲線が魅力的だと思うのだが、皆さんの意見はどうだろうか?
・時代の波に乗りプラスサイズ・モデルとして活躍!
一度はモデルを引退して、かなり体重が激増したというリザさん。しかし、再び切り詰めすぎない健康的な食生活に戻してエクササイズを始めた彼女は、時代の波に乗りプラスサイズ・モデルとしてモデル業を再開することに! 現在は、運命の男性と出会いインドに移住し、自分の体型と食生活に満足しながらモデル業をこなし、幸せに暮らしているそうだ。
「女性は細い方が美しい」といった美の観念を植え付けられてしまうと、その基準に合わせようとダイエットを始める人も出てくるものだ。「自分の体型を受け入れて、自信を持つことが何よりも大切である」ということを、リザさんが教えてくれているように思う。
参照元:Instagram @lizagoldenreal、COSMOPOLITAN(英語)
執筆:Nekolas