現在、バスケットボールにまつわる1本の動画が海外で反響を呼んでいる。その輪の中にいるのは、アメリカ・フロリダ州の中学生「ジャマリオン・スタイルズくん」。13歳のバスケ少年である。
ただ、彼には両腕がない。バスケは手を使うスポーツだけにプレーするのも難しい……と思いきや! なんと動画「13 year old with no arms or prosthetics Jamarion Styles hits buzzer beater! AMAZING!」では、彼が劇的なスリーポイントを決めているのだ!
・試合を決めるスリーポイント
赤ちゃんの頃、特殊な細菌感染によって両腕を失ったというスタイルズくん。しかし、試合に出ている彼はとてもハンデを感じさせない。先日行われた試合で、彼はスリーポイントを決めてチームに貢献!
しかも、試合終了間際に決めるブザービーターで試合を決定付けたのだから会場は大興奮に包まれた。劇的弾を沈めたスタイルズくんは嬉しそうにコートを走り回り、チームメートから手荒い祝福を受けた。
・練習の賜物
そんな彼のプレー動画が YouTube にアップされると、絶賛する声が寄せられ、見る人を勇気づけている。プレッシャーの中でスリーポイントを決めることは容易でないだけに、きっと彼は相当な練習を重ねてきたのだろう。不可能なんてない。彼のプレーからはそんな気持ちも伝わってくる。
参照元:YouTube、USA TODAY(英語)
執筆:原田たかし