車を運転するドライバーが絶対にやってはいけないのが「飲酒運転」だ。それもそのはず、飲酒してから運転することは事故の原因となる大罪中の大罪。自分だけならまだしも、他人の命を奪いかねないからである。
だからこそ今日もまた、警察は世の治安を守るために目を光らせているのだが、海外で珍しい飲酒検査があったという。なんでも警察に一度は止められたドライバーが、検査をすることなく釈放となったらしい。
・飲酒検査の代わりにジャグリング
そんな珍事が起きたのは、アメリカのアーカンソー州。深夜にトロトロ走る上、奇妙なナンバープレートをつけた車を不審に思った警察が停車を命じた時のことだった。警察官がツカツカと車へ歩み寄ると、ただならぬ空気が漂う。
ところが! 検査することなく、あっという間に釈放された理由がわかるのは、ドライバーの大学生が車の外に出たときのこと。彼がジャグリングに長けていることを知った警察官は、なんとジャグリングを検査代わりにしたのだ。
・即釈放
結果は、動画「Dashcam Shows Student Juggles to Prove Sobriety to Police」を見ての通り。目の前でジャグリングを見せてもらった警察官は「こんだけウマいなら酔っ払っているワケないな」といった感じでいつの間にか和気あいあい。深夜に何やってんだというのはさておき、その場は丸く収まったという。
・アメリカらしい
日本ならツッコミが入りそうなシーンだが、思い返せばスピード違反で止められたマジシャンが即興で手品を披露し釈放されたように、アメリカではユーモアで済む場合もあるようだ。今回の釈放劇も、アメリカらしいといえばそうなのかもしれない。