ヘビーメタル界に君臨する帝王といえば、なんといってもメタリカである。日本でもコアな人気を誇る彼らは、ステージでワイルドかつアグレッシブなパフォーマンスを披露し、クールだけれど少し近付きにくい雰囲気を醸し出している。
しかし、そんなメタリカのメンバーが、人気ヒップホップグループのザ・ルーツと一緒に、子供用の楽器で「エンター・サンドマン」を演奏! その様子が、なんともほのぼのでキュートだと話題になっているので、紹介してみたいと思う。
・メタリカが子供用の楽器で「エンター・サンドマン」を演奏!!
メタリカとザ・ルーツが、子供用の楽器で「エンター・サンドマン」を演奏したのは、米人気深夜番組『The Tonight Show』だ。同番組では、人気ミュージシャンが子供用の楽器で自身の歌を披露するコーナーがあり、今までに、アデルやマライア・キャリーといったアーティストも登場している。
さて、話題の動画に登場したのは、同番組の司会者ジミー・ファロンとメタリカのメンバー4人に、ザ・ルーツのメンバー8人を加えた総勢13名!! これだけ成人男性が集まれば、もう動画の画面はキチキチである。
・腰が抜けそうな音色とハードなヴォーカルが微妙にマッチ!?
メンバーが手にしているのは、ピアニカやオモチャの鉄琴にトランペット、タンバリンといった懐かしい楽器の数々で、小学校時代を思い出してしまいそうな代物ばかり。
そして、「ワン、ツー、スリー」の掛け声で一斉に演奏し始めるものの、楽器が楽器なので、かなり腰が抜けてしまいそうな音色なのだ。だが、そこはプロのミュージシャンである。メタリカのヴォーカル、ジェイムズ・ヘットフィールドが歌い始めるやいなや、子供用の楽器でもハードなノリに一転!
・強面のメタリカに親近感が沸いちゃった!
可愛らしい音色とハードなヴォーカルが微妙にマッチし、ギュウギュウな画面で小さな楽器を駆使しながら、必死にメタルを奏でるメンバーが超キュートで、なかなか微笑ましいのだ。普段は、ちょっと強面(こわもて)な印象があるメタリカだが、この動画を見て、かなり親近感が沸いたという人は多いのではないだろうか。
この動画を見て、小学生の時にピアニカを演奏していた時のことを思いだし、筆者は、めちゃくちゃノスタルジックな気分に浸ってしまった次第である。