源泉数・湧出量ともに日本一を誇る大分県は、温泉大国である。その強みを活かして、積極的に “おんせん県” としてPRしている。過去にお風呂でシンクロナイズドスイミングをする「シンフロ」の動画を公開し、大きな話題を呼んだ。
そんな大分第二の都市「別府市」が、県の成功に倣(なら)ったのか、大胆なプロジェクトをYouTubeで公開した。それは遊園地と温泉を一体化したアミューズメント施設を作るというもの。動画が100万回再生を達成すれば、タオル1枚で遊べる施設「湯~園地」計画を実行するという。これ大丈夫なのか?
・世界に向けて
別府市は、人が入れる温泉として世界一の湧出量(ゆうしゅつりょう)を誇るらしい。大分県のなかでも、とりわけ温泉への気持ちがアツいようだ。その魅力を国内だけでなく、海外にも発信していくために、「遊べる温泉都市構想」を打ち立てた。
・タオル1枚で遊ぶことができる
その第一弾が、この「湯~園地」計画である。公開された動画を見ると、タオル1枚で遊園地で遊ぶ人々の姿が。それだけではなく、遊具がすべてお風呂のようになっている。これが実現できたら、本当にスゴイことになりそうだ。
・このままではマズイでしょ
ただ、ひとつ心配がある。さすがにタオル一枚で園内をウロウロする訳にはいかないだろう。だって、ジェットコースターに乗ってる時に、勢いでタオルが飛んで行ったら、どうするのだろうか? さすがにこのままの形で、施設を運営する訳にはいかない気もするのだが……。
ちなみに、目標の100万回再生の期限は設けられていない。すでに20万回以上再生されているので、年内に達成するかどうかと言ったところか。このまま最初の勢いだけで、尻すぼみにならないと良いのだが……。