ロケットニュース24

【実験】会社の上司が壊した「IKEAの椅子」を二度と壊れないように直してみた → もう一度上司に座ってもらった

2016年9月5日

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約半年前、お笑いコンビ「オードリー」の2人が、お昼の情報番組内で視聴者プレゼント用の「IKEAの椅子」を壊して話題になった。それを受け、当サイトでも「本当にその椅子が弱いのかどうか」検証を行ったのだが……結果的に編集長GO羽鳥と佐藤英典の2人は、同じように椅子をバキッと折ってしまった。

それから、その椅子は捨てられた子猫のように編集部の隅っこに放置されている。椅子としてデビューした初日に鬼によって壊されるとは……それは悔しいに違いない。でも、足が折れて木がはがれているだけなら接着剤で直せるかも! と思ったのでやってみた。

・接着剤とクランプ(締め具)を購入

まずは接着剤、ということで最初に訪れたのは文房具を専門に扱う世界堂だ。接着剤にも色々種類があるんだな~と思いながら、とりあえず見たことある「アロンアルファ」を5本購入。多少力不足だとしても、5本が力を合わせれば椅子の足くらいくっつくはず。

続いてその足で100円ショップへ行き、接着した木と木を固定するための「クランプ」「養生テープ」をゲット。よし、買い物は以上だ。さっそく編集部へ戻って、椅子の修理を始めよう。

・15分でなんとなく元通りに

さあ、半年前と変わらぬ姿で寝ている椅子を起こしてあげて状態を確認する。ほうほう、脚の間に取り付けてある横木を抜けば作業しやすそうだ。また、脚を広げたまま固定して修理するために、GO羽鳥がカメラの三脚をジャッキ代わりに使用するという技を披露してくれた。天才かよ。


準備は万端ということで、さっそく折れている左脚の割れ目部分に接着剤を流し込み、はがれている木にも接着剤を厚めに塗る。それをビタッと元の位置に合わせてクランプで固定してしまえば、あとは乾かすだけ。ここまで約15分、正直かなり適当だが、ほぼ元通りの姿になり満足である。


・次の日

翌日、接着剤が乾いていることを確認して固定していたクランプを順番に外し、簡易ジャッキの三脚をゆっくり緩めていくと……おおおおお! いい感じじゃないか。


“修理しました感” はハンパじゃないが、快適さとスタイルを追求したイケアの「POÄNG(ポエング)」が見事に蘇った……気がする。よかった、本当によかった。念のため、座り心地を確認してみよう……お、お、お、気持ちいい~。様子を見に来た佐藤も満足げな顔をしている。

・佐藤に座らせてみる

ということで、佐藤にも座ってもらおう、きっと懐かしい気持ちになるはずだ。日頃、お世話になっている先輩には気持ちよく休んでもらいたい。もしピョンピョン飛び跳ねたいなら好きなように跳ねればいい。と思っていたのだが……!



2秒だった。2秒で椅子がバキッと崩れ、佐藤は懐かしさを感じる前に椅子から転げ落ちていく……半年前と同じように。

な、な、な、懐かしい~。






というわけで、接着剤を適当に塗って椅子を直すのは危険なことがわかった。また、実験台的に先輩を座らせると、椅子が壊れてしまった場合に後で怒られてしまう可能性もあるので絶対に真似しないでくれよな。

参考リンク:IKEA「POÄNG/ポエング」
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼動画もどうぞ

▼半年前に壊した椅子を直そう

▼世界堂と100円ショップで大量に修理グッズを揃えた

▼作業開始

▼GO羽鳥がカメラの三脚で椅子の脚を広げてくれた

▼木の割れ目に接着剤を流し込む

▼はがれた部分には接着剤を3本使用

▼ビタッと合わせて万力で固定する

▼乾くのを待てば完成

▼翌日

▼慎重に万力と三脚を外す

▼いい感じだ

▼座ってみてもいい感じだ


▼大丈夫な気がする

▼佐藤にも座ってもらおう


▼あっという間だった

▼半年前と同じように






▼最後にもう一度動画をどうぞ~

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