『オレオ』や『リッツ』と言えば、ビスケット界の定番! 似たようなお菓子は山のようにあるけど、他を寄せ付けない絶対王者だ。あのお馴染みの味は2016年8月いっぱいでお別れかもしれない。みんな覚えてると思うけど、国産は8月末で終了だからね。9月以降は中国やインドネシア産になっちゃうからね……。
・8月で終了だからね
皆さんご存知のとおり、オレオにリッツ、そしてプレミアムはアメリカ生まれのお菓子だ。日本では、ヤマザキがライセンス契約を結び販売してきた。
しかし、以前の記事でもお伝えしたとおり、2016年8月をもって契約が終了。「ヤマザキナビスコ」は、この世から消滅することになった。だが商品は消えない。別の会社からリニューアル登場するのだ。
・9月以降は外国産に切り替え
9月以降は、オレオ、リッツ、そしてクラッカーのプレミアムはモンデリーズ・ジャパンの商品として登場する。ただし……! オレオは中国の北京工場で、リッツはインドネシアの工場で、そしてプレミアムはイタリアで作られたものになるという
つまり国産のビスケット類はこの8月で終了ということ。あと数日の命……! 一斉に店頭から消えるわけではないとは思うが、日本産のものが余裕で手に入るのは、残りわずかな時間ということである。
・日本の消費者向けに改良されたものに
確かにオレオやリッツは米国生まれだが、ヤマザキが日本に定着させるため、食感の改良など様々な努力を重ねてきた歴史がある。それが外国産となると、やはりこれまでの味とは異なるのだろうか? インドネシアや中国のお菓子ってちょっと独特だしね……。
だが、モンテリーズ・ジャパンによると、
「世界でも屈指の高品質・高水準を求める日本の消費者のニーズを満たすよう開発され、日本人が好む味を追求するために改良しました」
とのこと。製造地は変わるが、日本向けの商品にはなるようだ。
・どう変わるのか気になる!
現地のものをそのまま輸入するわけではないもよう。しかし、工場が変わってしまうので多少の変化は考えられるだろう。ちなみに私は中国オレオを食べていたが、別にマズイわけでもなく、クリームにやたらバリエーションがあるのが特徴的だった。
9月以降、オレオはバニラだけでなく、チョコやイチゴがレギュラー商品として登場するようだ。一方でヤマザキからは、『ルヴァン』という名で四角いクラッカーが登場する。ヤマザキナビスコとして培った味がここに凝縮されているに違いない。
いろいろと気になるが、従来のオレオやリッツは泣いても笑ってもあと数日。今のうちに食べておくも良し、また、以前ご紹介したとおり、オレオは30分で再現することも可能なので、こちらも覚えておこう!
参照元:ヤマザキ・ナビスコ [1] [2](PDF)、モンデリーズ・ジャパン
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼9月に発売の『ルヴァン』
▼なお、ライセンス契約終了にともない、Jリーグのヤマザキナビスコカップは「ヤマザキルヴァンカップ」に名称変更だ