アヅい~~ッ! 猛烈にアツい、アツすぎる!! 今年の夏はめちゃくちゃ暑いって噂は本当だったんだな。それにしても、思ってた以上に暑いぞ。梅雨が長かった気がしたけど、その分、余計に暑く感じるのは気のせいだろうか? とにかく暑い! こんな時には冷たいモンを食うに限るだろ! それもできるだけウマい冷たいモンを食うに限るだろ、コンチキショー!
という訳で、東京・巣鴨にあるかき氷の有名店「かき氷工房 雪菓(せっか)」を訪ねた。ここの氷はウマいと評判なんだけど、実際に食べてみると……。うめぇええ! 超うめぇえええ!! かき氷さえあれば、この猛暑も乗り越えられる気がしてキターーーッ!
・開店前に行くと……
お店は、巣鴨のとげぬき地蔵(高岩寺)のほぼ隣にある。平日の営業時間は11時からなので、開店時間に合わせてお店に行ってみると……到着がちょっと早くてまだお店はやっていなかった。開店時間にもう一度来よう、そう思ったのだが、店前に何かあることに気が付いた。
・受付表に記入
これは受付表かな? 名前と人数を書いておくものらしい。これに書いていないと、自分が入店できる順番が来ない可能性がある。だから、できるだけ早めに来て名前を書いておき、開店時間にお店の前で待つのが良いようだ。
さて、11時に店に戻ると、無事に一巡目で入店することができた。さあ、何を食べようか? 王道の生いちごミルク(800円)か、それともピーチ(800円)か。抹茶無双(750円)も気になるし、レアチーズ(750円)も食べてみたい気がする。う~ん、悩むな~……。
そしてもうひとつ大事な選択がある。それは純氷にするか、それとも天然氷(+50円)にするか。天然氷といきたいところだったが、量が若干少なくなるようなので、今回は純氷でトライだ!
そうして来たのが、ミルクのかかった真っ白なかき氷だ。まさにバージンホワイト! 美しいやないかい!! できることなら、このなかに入りたいとさえ思う。
・シロップかけは儀式
この美しく白いかき氷に、真紅の生いちごシロップをかける。シロップかけは儀式だ。神聖な心持ちで臨まなければならない。いざ!
ああ~……。思わず感嘆の声がもれそうになる。何とも官能的じゃないの。とてもセクシーに見えるのは気のせいじゃない。さて、ここでひとつ注意がある。神聖な儀式なはずなのに、私(佐藤)は邪念が入ってしまって、シロップをこぼしてしまった。シロップをこぼさないように、少しだけ氷に穴を開けておくと、こぼれにくくなるぞ。
・溶けるように甘さが広がる
それにしても美しい、白と赤のコントラスト。食べるのがもったいない。このまま、オブジェとして部屋に飾りたいくらいである。さて、ひとつスプーンですくって、口のなかに放り込んでみると……。
溶けるようにして、口のなかに甘さが広がる。そしていちごの酸味が波紋のようにして、口の隅々まで行き渡る。うまい~……。六腑から身体を冷やしてくれるようだ。何より、この口どけが心を癒す。夏の疲れを和らげてくれるようである。暑さはまだまだ続く。美味しい氷を食べて、身体と心の疲れを癒しておこう。
・今回訪問した店舗の情報
店名 かき氷工房 雪菓(せっか)
住所 東京都豊島区巣鴨3-37-6
営業時間 平日11:00~18:00 土日祝10:00~17:00
定休日 月曜日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24