2016年のアカデミー賞を総ナメにした最高のロードムービーといえば「マッドマックス 怒りのデス・ロード」である。すでに続編の製作が発表されており、その完成を心待ちにしている方も多いのではないだろうか。
映画「マッドマックス」シリーズの特徴は何と言ってもゴリゴリに改造されたカスタムカーだが、今回は全くカスタムしていないにもかかわらず、初めからマッドマックス感がMAXになってしまっている車をご覧に入れたい。
・製造販売しているのは米国「H&H社」
その車を製造販売しているのは、以前の記事でもご紹介した「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場する一部の車両の製作を手がけた米国メイン州に本社を構える「H&H(Howe and Howe Technologies)社」だ。
・映画に登場した車両の進化版
そんなH&H社が製作した車のなかから今回ご紹介するのは「Ripsaw EV2」である。動画でその姿を見ると、真っ黒でゴツいボディーにキャタピラーが搭載されていて、これぞマッドマックス! といった雰囲気。
それもそのはず、このRipsaw EV2はまさにあの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した車両の進化版だというではないか!! どうやらマッドマックス感がMAXなわけである。ちなみに、キャタピラーとは思えないスピードで爆走している点も注目だ。
・超高級スポーツカーと同様のガルウイング
しかもこの車、まるで戦車のような外観であるにもかかわらず、ドアが超高級スポーツカーと同様、上向きに開くガルウイング方式となっており、そのギャップがまた異常なまでにカッコイイのである。
・ハンドメイドでの受注生産
映画「マッドマックス」さながらのこのRipsaw EV2だが、ハンドメイドでの受注生産となっており、1台を製作するのに6カ月以上をかかるそうで、価格は数千万円とのこと。
本物の戦車が1台数億円ということを考えれば安いかもしれないが、あなたはどう思うだろうか? 興味のある方は、ぜひH&H社のホームページをチェックしてみていただきたい。