小さなお子様や年頃の子供を持つ両親なら、家族団らんでテレビを見ている時にチャンネルを変えていると、「おっとっと……!」と言いたくなる、‟大人” なシーンに遭遇してしまうことがあるだろう。
なんとなくフォローが難しい瞬間ではあるが、まさに、そんな気まず~い雰囲気を味わってしまった保護者達がいるという。なんでも、ニモの続編『ファインディング・ドリー』を上映する映画館で、間違って「大人向け映画」の予告編が流れてしまったというのだ!
・子供向け映画を上映する映画館でハプニングが発生!
米カリフォルニア州コンコードの映画館で、『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』の上映が始まる前に、「大人向け映画」の予告編が流れてしまうハプニングがあった。
『ファインディング・ドリー』は、物忘れが激しいニモの友人ドリーが家族を探す旅に出るというストーリーで、ファミリーで楽しめる子供向けアニメ映画だ。そんな作品の上映前に流れる他作品の予告編は、当然ながら、本編に合わせたキッズ向けが適切である。
・ソーセージが主役の大人向けアニメ映画の予告編が!!
ところが、同映画館で流れた予告編のひとつが、大人向けアニメ映画『SAUSAGE PARTY』だったのだ! 本作は、17歳以下の視聴者には保護者の同伴が必要とされている作品で、タイトル通りソーセージが主役の映画だ。
作品に登場するソーセージは見た目は食べ物なのだが、それが、何を象徴しているかは言うまでもないだろう。ソーセージとグラマーなホットドッグ用バンズが、‟大人” な会話を繰り広げたり、純粋なキッズにはとても見せられないような内容なのである。
・忙しい週末に起こった1回切りのミス!
また、予告編には放送禁止用語とされている卑猥な言葉も飛び出し、きっと、劇場にいた保護者はアタフタしてしまったに違いない。
映画館の経営者は、劇場のマネージャーが、忙しい週末に混乱して間違えてしまった1回きりのミスだとし、視聴者にお詫びの言葉を述べている。
まだ幼い子供なら、ソーセージが何を象徴しているのか分からないまま、予告編を見終えてしまうかもしれない。だが、思春期の子供が一緒だったら、気まずい雰囲気が親子の間で流れてしまいそうだ。
ちなみに日本では、2016年7月16日より『ファインディング・ドリー』の全国公開がスタートする。日本の映画館では、同じようなミスが起こらないことを願いたい。
参照元:YouTube、Mirror、Entertainment Weekly(英語)
執筆:Nekolas