世の中には、色々な抗議方法がある。言葉や手紙で直接思いを伝えたり、ストライキやデモを行ったり。そしてときには、突飛な行動をとり衆目を集めることで、何かを主張しようとする人もいる。
現在話題になっている美しきモデルがまさにそうだ。ドナルド・トランプ氏の発言や行動に異議を唱えるために、このモデルは、真っ裸になってニューヨークのタイムズスクエアに立ったというのだ……!
・世界的なモデル「トランプよ、どこにいる!?」とマッパ抗議
ある朝、ニューヨークの街中に「ドナルド・トランプよ、どこにいる!?」との叫び声が響き渡った。1人の男性が、タイムズスクエアの中心で、そう叫んでいたというのである。
そんな彼を目にして多くの通勤客が足を止めたようだが、それは叫び声のためだけではなかった。なんとその男性は真っ裸。しかも世界で活躍する美しきモデルだったのだ!
・ドルチェ&ガッバーナなどでも活躍
モデルの正体はクリット・マクリーンさん(21)。ヴェルサーチやドルチェ&ガッバーナなど高級ブランドのモデルを務めたり、雑誌『GQ』などの表紙を飾ったりと活躍しているようだ。
目撃者の情報によれば、当初マクリーンさんは黄色い Tシャツと黒いズボンを身につけて、通行人の女性に何やら大声で話しかけていた模様。しかし突然服を脱ぐと、タイムズスクエアの中央にある赤い階段を駆け上がり、トランプ氏への抗議の叫びを始めたのだ。
・遠目からも分かるほどのセクシーな体
事態が収められた動画を見ていると、たしかにマクリーンさんは、ニューヨークのど真ん中で一糸まとわぬ姿を披露している。ああ、それにしてもなんて筋肉隆々な体! この件を報じた『New York Post』も、クレイジーなくらいにセクシーだと表現している。
現場に駆け付けた警察と1時間ほど押し問答をした末に、マクリーンさんは階段から飛び降りて軽い怪我を負い、そのまま病院に運ばれることに。今後、精神鑑定が行われる予定も伝えられている。ある目撃者は、「彼はクスリかなにかでハイになっていたのでは? 普通の状態ではなかった」とその時の様子を語ったそうだ。
今回の騒動の最中に、マクリーンさんは「ファッションは大好きだ、様々なことを教えてくれる」と叫んだりしていたようだが、結局トランプ氏に対してどんな不満を抱いていたかは明らかになっていない。一体彼は、何を主張したかったのだろうか?
参照元:New York Post、Gay Star News(英語)、YouTube
執筆:小千谷サチ