
パスタやピザなどによく乗っている緑の葉っぱ・バジル。シソっぽい風味のこのハーブは、欧米や東南アジア系料理ではお馴染みの食材だが、日本料理で使われているのはあまり見かけない。しかし、そんなバジルをふんだんに使った冷やしそばが、東京・麹町にあるという。
ウマいそば屋を求めて色んな街を放浪する「立ちそば放浪記」。さっそく食べに行ってみたら、もはやそばじゃないくらいオンリーワンな代物が出てきたんですが……!
・店が見つからず迷子
その店の名は『そばうさ』という。東京メトロ有楽町線の麹町駅を降りて3分ほど歩いた場所にある。新宿通りから路地に入ったところ……なはずだけど、それらしきものが見当たらない。
ビルは間違えていないはずだけどな。でも、看板には「いづみや」って書いてるし……ん? いづみやの隅っこに「SOBA STAND」って小さい看板が出てるぞ。ひょっとしてあれか?
でも、SOBA STANDの看板には象形文字のような記号が書かれているだけで、「そばうさ」の文字も店も見当たらないんだけど。ってか、看板の下に思いっきり車停まってるけど、ここビルの駐車場ちゃうの? 近づいてみると……
・奥に謎の店
ビルの横面と車の間から、白い店の扉と「OPEN」の文字が見えた。奥に何かの店がある! その扉にも「SOBA STAND」と謎の象形文字。開け放たれた扉と暗い店内、流れ出す音響派系のふわふわしたBGM。明らかにそば屋ではないな……店が変わったのだろうか?
そう思って帰りかけた時、店外メニューに目が留まった。そこには深緑のつゆのバジル冷そばの写真が! ここや、ここが「そばうさ」やッ!!!!
・アメリカのバー風
入店してみると、中は立ち食いのみのシンプルさ。雰囲気はどちらかと言うとアメリカナイズされたバーみたいだけど、券売機にはちゃんと「バジル冷そば(850円)」や「スタミナ冷そば(750円)」などのメニューがそろっている。食券を購入し、カウンターで渡すと、しばらくして底の深い器が2つ置かれた。
・個性の塊のような外見
1つは深緑の汁に真っ赤な目のようにミニトマトが置かれたつけ汁。あと1つは、そばなのだが、具のレモンやスクランブルエッグが、欧米っぽい。肉がベーコンなのも個性的だ。まったく味の想像がつかない。
・味も超個性派
つけ汁につけてひと口食べてみたところ、少し酸味の効いた爽やかさがふわっと香る。お……意外な味。と思ったその瞬間、甘みの強い濃厚なそばつゆの味が口の中に広がった。それを受けて立つ麺は太く、歯ごたえ抜群。味も超個性派である。個性的すぎてそばと思えないレベルだ。ただ、こういう創作料理だと思って食べれば十分ウマイ。
帰り際に改めて看板を見た時、「SOBA STAND」の下の文字がやっと読めた。それは象形文字ではなくオシャレな字体で書かれた「そばうさ」だった。オシャレすぎて読めねェェェエエエ!! もし、このお店が見つけられない場合は、いづみやのビルの駐車場目指すと分かりやすいぞ。
・今回紹介した店舗の情報
店名 そばうさ
住所 東京都千代田区麹町2−5−2
営業時間 月~金11:00~15:00、17:00~21:00 / 土11:00~15:00
定休日 日、祝
Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼カラフルな色合いからして超個性的
▼太めで歯ごたえのある麺
▼バジルが爽やか
▼そばつゆ自体は濃い味
▼看板が読めないので気をつけろ!
中澤星児








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