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一連の政治資金の不適切な使用について、議会の追及を受けていた舛添要一東京都知事は、2016年6月15日午前、辞職願を提出した。前日の議会運営委員会前に、都議会議長から辞職するように説得されていたのだが、この日は説得を拒否。

同日委員会の理事会で、涙ながらに不信任案の提出を猶予して欲しいと懇願していたそうなのだが、結局不信任案の提出を待たずに自ら退くこととなった。舛添知事は6月21日付けで辞職することになる見通し。

・7月中に都知事選告示

NHKが報じるところによると、舛添知事は都の職員を通じて、辞職願を都議会の川井重勇議長に提出したとのことだ。これにより、次の都知事を選出選挙は、7月14日告示・31日投票になるか、7月21日告示・8月7日投票で調整が進むことになるという。

舛添知事は、不透明な借入金問題で辞任した前猪瀬直樹知事が辞任した後に、2014年2月に東京都知事に就任し、2年4カ月で退くことになった。次の知事には政治とカネの問題に決別を果たして欲しいものだ。

参照元:NHK
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24