数年前まで、「空撮」といえば本物のヘリコプターや飛行機などを使うのが当たり前。しかし、現在はドローンの普及によって、驚くほど安く、そして簡単に誰でも空撮が楽しめるようになったのはご存知の通りだ。
そして今、また新たな時代の到来を予感させるような、空飛ぶ発明品が話題となっている。ある男性が手作りで宙に浮くバイク「ホバーバイク(Hoverbike)」を完成させたというのだ。
・発明者は「コリン・ファーズ」さん
ホバーバイクを製作したのは、1979年生まれの英国の発明家「コリン・ファーズ(Colin Furze)」さんである。実はこのコリンさん、これまで数々のブッ飛んだ発明品を生み出してきた有名人なのだ。
・ギネスに認定
コリンさんの公式ホームページの情報によると、以前に発明した、世界最大のたき火、世界最長のスクーター、世界最速のスクーターがそれぞれギネスに認定されているという。なお、このホバーバイクは「空飛ぶマシンを作って欲しい」という要望に応えて作ったとのことだ。
・ものすごい勢いでプロペラが回転
動画を再生すると、何やらガレージのような建物の中から、前後にプロペラの付いたホバーバイクと思われる乗り物が登場。広い場所へ運んでスイッチを入れると、プロペラがもの凄い勢いで回り始める。
・宙に浮きながらゆっくりと前進
その後、コリンさんがホバーバイクにまたがると……未来キターーー! フワリフワリと宙に浮きながらゆっくりと前進し始めたではないか!! 浮遊している姿をよく見ると、スター・ウォーズのスピーダーバイクのようでカッコイイぞ。
・操縦が難しい
ちなみに、普通に乗っているように見えるが、宙に浮いた状態でバランスを取るのが非常に難しく、何度も飛行練習を積んだとのこと。進行方向も体重移動によって決めるようで、これは訓練が必要になりそうだ。
しかし、ドローンと同様、操縦や安全面の問題をクリアできれば、ホバーバイクも空を飛ぶ遊び道具として一気に広まるかも……そう感じるのは筆者だけだろうか。