日本人であることを感じるモノのひとつに “緑茶” がある。緑茶は気持ちをほっこりさせてくれるだけでなく、健康にも良いとされていて、まさに万能だ。きょう5月2日が「緑茶の日」であることはお伝えした通りだが、今回は “茶葉” の有効活用についてお伝えしたい。
皆さんはお茶を急須で飲んだ後、茶葉はどうしているだろう。もしかして捨てちゃってる……!? なんとモッタイナイ! 実は茶がらにアレをかけるだけで、超絶ウマい “おひたし” ができあがるのだ。さっそく作り方をご紹介しよう。
・茶がらにしょう油をかけるだけ
美味しい緑茶は茶葉が美味しい。大事なことなので二度言うが、茶葉が美味しい! と言うことは、飲むだけでなく食べなきゃ損ソン。今回使った茶葉を生産している茶農家さんもオススメする食べ方が、茶がらのおひたし。作り方は超絶簡単、飲んだ後の茶葉にしょう油をかけるだけ!! 手順は以下の通りだ。
【材料】
・緑茶の茶殻:適量
・しょう油:適量
・かつお節:適量
【作り方】
1.緑茶を飲み終えた後の急須から茶葉を取り出し、皿に盛る。
2.しょう油をかける。
3.かつお節をかける。
──以上である!
・簡単で美味しい “茶がらのおひたし”
簡単すぎて不安になるレベルだが、しょう油をかけるだけで間違いないので安心してほしい。それではいざ、実食だ! 飲んだ後の茶葉なので、お茶の香りはそれ程強くない。口に運んでみると……「ウン。よくあるおひたしだ!」普通に美味しいじゃないか。
目をつぶって食べたら、細かく刻まれたホウレン草のおひたしか何かと間違えそうだ。しかも何だか懐かしさを感じる味。これは夕食にもう一品ほしい時や、お弁当に緑のいろどりがほしい時に使えるぞ。捨てるところが一切ないなんて、さすが緑茶、やりおるな!!
しょう油のほか、ポン酢や青じそドレッシングなども合うだろう。ポイントはお茶をしっかり出し切ること。お茶独特の渋みが残らないようにすると、より食べやすくサッパリとしたおひたしができ上がる。2~3煎飲んだ後の茶葉を使うとイイだろう。一瞬ででき上がるので、忙しい時にもオススメだぞ!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼今回は奈良県のお茶どころ、奈良市月ヶ瀬の「かねも園」の茶葉を使用
▼飲んだ後の茶葉は捨てずにとっておこう
▼必要なものは飲んだ後の茶葉としょう油だけ!
▼あっという間に “おひたし” の完成だ