山盛りにもほどがある！三浦三崎港の軍艦巻きがハンパじゃない / 寿司つまむってレベルじゃねえぞ！

2016年4月8日

misakiko1

回転寿司なんてどこも同じ。そうだ、たしかにどこも同じようなもの。ネタの違いがあるだけで、そこまで味の違いはないかもしれない。だが、ここは違う。東京・上野の「まぐろ問屋三浦三崎港上野店」の軍艦は、他の回転寿司では味わうことができないだろう。

なぜなら、山盛りにもほどがあるからだ。いくらなんでも盛りすぎだろう！　これ寿司つまむってレベルじゃねえぞ!!

・人気の回転寿司

お店はJR上野駅不忍口から横断歩道を渡って、アメ横に入ったすぐのところにある。この界隈は飲食店が多く、寿司店も多く軒を連ねる。そのなかでもおそらく屈指の人気を誇るのがこのお店だ。

カウンターのみで、レーンには常時寿司が回っている。最近回転寿司では、レーンから寿司を取る客は少なく、板さんに頼む人はほとんど。そこでレーンに流す寿司を控えめにしているお店も存在する。だが、ここはきちんと補充して、常時寿司が行列をなす状態を維持している。

・山盛り軍艦

ここに来たら、絶対に食うべきなのが山盛りの軍艦だ。メニューを見るといろいろとバリエーションがあり、えんがわやサーモン親子など、このサービスメニューに結構力を入れている様子。

とりあえず、目の前を通った煮あなごの軍艦を取ってみた。

なんじゃこりゃ!?　山盛りすぎてご飯が見えない。それどころか、どう食べるか迷ってしまう。やっぱり箸で上のネタをちょっとずつ食べて、最後にシャリと一緒に食べるんだろうな。実際に食べてみると、あなごはめちゃウマではないものの、甘いタレがしっかりと馴染んでいて美味しい。次に山盛りの甘海老。

小さなエビも束になってかかってくれば、なかなかのパワーを発揮する。栽培マンも複数体相手にするのは、大変なのと同じだ。特に量で力を発揮したのは、カニサラダ。

ご飯の上に出来上がった、カニサラダの “森” を崩すのは楽しい作業である。これら山盛り軍艦を食べていると、寿司を食っている気がしなくなってくる。シャリはあくまでオマケで、上に乗ったネタがメインなんじゃないかと思えてくる。

一通り食べてみたのだが、えんがわだけちょっと物足りない感じがした。よく考えると、山盛りのえんがわを食べるのは初めてのことだ。えんがわは少しずつ食べた方が、より美味しいのではないかと感じた。山盛り軍艦に興味のある人は、一度訪ねてみてはいかがだろうか？　ただし週末は混み合うので、平日が良いかもしれないぞ。