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函館といえば、新鮮な海鮮料理や美味しいスウィーツ、そして美しい夜景が楽しめる北海道の代表的な観光スポットだ。そんな函館で2016年3月26日、北海道新幹線が開通となった

東京〜新函館北斗間で最短4時間2分と飛行機よりは時間がかかるものの、車窓から見える景色や駅弁などのグルメをゆったりしたシートで楽しめるのが大きなメリットだ。そこで今回は、開業したばかりの新函館北斗駅に行ってきたので、その内容をレポートしよう。

・気をつけるべきポイント

はじめに北海道新幹線を利用する上で気をつけるべきポイントがひとつある。それは、新幹線の終着点である新函館北斗駅は函館の中心部から離れているという点だ。

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この駅の周辺はまだまだ観光地として未開の地。ということは、函館観光のためには街の中心である函館駅への移動は必須だ。観光で来られる方は、新函館北斗駅から函館駅までは列車で約20分程度、車だと約30分程度かかることを覚えておいてほしい。

・モダンな建物

それでは、北海道新幹線開業とともにオープンした新函館北斗駅を見ていこう。深いグレーの外壁に大きなガラス窓。無駄な装飾や色使いを省いた、横に長い箱型のモダンな建物。これが新函館北斗駅の外観だ。

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・お洒落で温かみのある駅内

駅内は白を基調としたシンプルな色使い。壁や天井には杉の木やレンガが使用され、お洒落で温かみのある雰囲気に仕上がっている。外観と同様、全体的にモダンな印象だ。

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・ケンシロウの銅像

まず、1階のフロアの中で印象に残ったのが、漫画『北斗の拳』のケンシロウの銅像である。これは、この駅の名前である新函館北斗駅の “北斗” にちなんで、市の知名度アップにつなげる目的で展示するに至ったという。

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・細かいディティールまで作り込まれている

近づいてよく見ると、かなり細かいディティールまで作り込まれているのが分かる。人さし指を空に向け、まるで秘孔を突くかのような姿のケンシロウ像は、勇ましくてリアル。漫画ファンならずとも一見の価値ありだ。

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・2階「BENTO CAFE 41°GARDEN」

2階へ移動すると、エスカレーターのすぐ前にあるのが「BENTO CAFE 41°GARDEN」という飲食スペース。新鮮食材を使ったさまざまな種類の駅弁が販売されており、ランチタイムには入場制限がかかるほどたくさんの人で賑わっていた。

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・「大玉ほたてと大漁ウニ弁当」がウマい

筆者はここで、「大玉ほたてと大漁ウニ弁当」を購入。税込1780円と若干高価だが、気になるお味のほうは……マ、マジでウマいぞ! ほたてのしっとりした食感と、クセの無いナチュラルなウニの風味がたまらない逸品だった。

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・新幹線車両とご対面

その後、筆者は長蛇の列に並んで入場券を購入。駅のホームへ行ってみると……ウォー! 新幹線キターーーッ!! ピッカピカで流線型の新幹線車両を北海道で見られるとは、なんとも嬉しい限りである。

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・ホームには驚くほどの人の数

車両の先端部周辺には驚くほどの人の数。北海道民や鉄道ファンがいかに函館新幹線の開通を心待ちにしていたかがよくわかる光景だ。車両の迫力もさることながら、人の数にも圧倒された筆者であった。

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まだ開業したばかりということもあり、駅周辺にこれといった観光施設がないのが寂しいところ。今後の新函館北斗駅の周辺の発展に期待しよう。2030年には札幌まで路線が延びる予定とのことなので、そちらも楽しみだ。

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼「新函館北斗駅」
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▼1階の出入り口付近。
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▼1階にはケンシロウの銅像が展示されている。
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▼細かいディティールまで作り込まれている。
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▼2階「BENTO CAFE 41°GARDEN」
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▼様々なオリジナル弁当が並ぶ。
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▼「大玉ホタテと大漁ウニ弁当(税込1780円)」
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▼マジでウマい。
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▼2階の入場券売り場は長蛇の列。
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▼入場用のチケット。
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▼エスカレーターで1階のホームへ。
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▼新幹線キターーー!
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▼人の数がハンパない。
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▼駅周辺では3月31日までグルメフェアが開催されている。
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▼1日30食限定の「かにいくら飯」
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▼かにの量が多く食べ応え抜群だ。
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▼海鮮だけでなく肉料理も豊富。
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▼道産の黒毛和牛を使用した「むかわバーガー(税込700円)」
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▼甘みのある味わいが印象的なバーガーだった。
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