今、コンピューターなどによって作り出される「バーチャルリアリティ」が猛烈にアツい。つい先日、ソニーがVR(仮想現実)体験用のヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」を今年の10月に販売することを公表したばかりだが、海外では絶叫マシン界に新しい波を送り込む動きがある。
ということでご覧いただきたいのは、アメリカ・ジョージアにある遊園地「シックス・フラッグス」が公開した動画「Dare Devil Dive Virtual Reality Roller Coaster POV New Revolution Six Flags Over Georgia」。なんとジェットコースターに乗り、仮想世界を体験するアトラクションが作られているのだ。
・2人の男性が試乗
そのアトラクションの名前は「New Revolution」。名前からして絶叫マシン界にブッコミを入れてやろうという気持ちが伝わってくるが、驚くべきはその中身だ。2人の男性が実際に体験してみるのだが……
・ジェットコースターとリンクする仮想世界
なんとヘッドマウントディスプレイの映像は、ジェットコースターの緩急に合わせて変化していくではないか。仮想世界で戦闘機のようなものに乗った男性たちが街中を縦横無尽に飛び回ると、次から次へと恐怖が視界に飛び込んでくる。
中でも障害物をギリギリで交わすシーンはかなりの迫力だ。本当にぶつかってしまうかのような感覚は、仮想世界だからこそ成せるワザ。ついに絶叫マシンにも仮想世界が取り入れられる時代が来たかと思わずにはいられない。
・絶叫マシンの新時代が到来
さらにこのアトラクションの利点として考えられるのが、もし見せる映像が複数パターンあれば、同じ乗り物でも違った楽しみ方ができるということ。毎回のように違う感覚を覚えることができれば、自然と遊園地にとっても有益となる。
とにかく絶叫マシン好きであれば、絶対に乗ってみたいと思うこと間違いなし! 動画の終盤に現実と仮想世界を見比べている映像が流れるので、実際に新しい世界観を体験してみてはいかがだろう。