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映画やドラマとは違い、筋書きがない生放送や生中継では、予想外の出来事が起こりがちだ。それが本番の魅力とも言えるが、あるニュース番組の生中継で、トンでもないハプニングが起きたというので紹介したい。

レポーターが銀行強盗事件を取材しているところへ、なんと犯人が再び銀行を襲うために戻って来たのだ!! まさかの出来事に大わらわするリポーターと、スタジオの掛け合いがナイスな動画は、「Minnesota Bank Robbed During Live TV Report」で確認できるぞ!

・銀行強盗事件の生中継で、犯人が現場に再登場!

米アイオワ州メイソン群区の地元テレビ局KIMTが、ミネソタ州ロチェスターで起きた銀行強盗事件を生中継で放送していた時のこと。

リポーターが、「ちょうど24時間前に、この銀行で……」とカメラに向かってリポートを開始し始めた時、背後の銀行から従業員が駆け出して来た。そして、リポーターに「銀行強盗が戻って来た!」と、ある方向を指差すではないか!!

・思いもよらない出来事にリポーターが大慌て!!

一瞬、何が起きているのか飲み込めずにキョトンとしていたリポーターだったが、「銀行強盗だ! あ~~……皆さん、これ生中継です! 銀行員の情報では、さっき銀行強盗が戻って来たとのことです。警察に通報しないといけないので、ちょっと行ってきます。それではまた!!」と、あたふたとカメラの前から消えてしまった。

犯人の登場に、リポーターは大わらわになっているものの興奮気味で、なぜかニヤ気顔。明らかに記者根性がムクムクと沸いているのが、手に取って分かるようだ。

・「これはヤラセではありません」とキャスターがコメント

こうして、リポーターが画面から消えてしまったので、カメラはスタジオ側へ一旦切り替わり、キャスターのクローズアップへ。すると、すかさず真顔のキャスターが「これはヤラセではありません」とコメントし、前日に銀行を襲った犯人が、再び強盗を働くために戻って来た状況を報じた。その後、パトロール中だったパトカーが容疑者の車を発見し、36歳の強盗犯が逮捕されたそうだ。

なんだかワクワクしているリポーターと、真剣な表情のキャスターのギャップがなかなかだった。それにしても、何が起こるか分からない生中継で、体当たり取材するリポーターには頭が上がらない思いでいっぱいだ。

参照元:YouTubePostBulltin.com(英語)
執筆:Nekolas

▼銀行強盗事件の生中継で、犯人が現場に戻って来た動画はこちら