交通事故とは、ほんの一瞬の間に起きるものである。一度起きてしまえば、おそらく本人ですら意味がわからないうちに、全てが終わってしまうのだろう。
今回ご紹介したいのは、なんと1000万回以上も再生された動画『Speed ad – Mistakes』だ。本来、一瞬で終わってしまうはずの事故が起きる直前を、スローモーションで描いた衝撃的な内容のCMである。ぜひすべてのドライバーの方に見ていただきたい。
・事故直前の2台の車
ストーリーは、何の変哲も無い平凡なT字路で始まる。かなりのスピードを出して直進してくる1台の車と、行けると思い車線に出てしまったもう1台の車。衝突すると思った瞬間、世界は突如スローになってしまう。その中を自由に動けるのは、それぞれの車を運転する男性2人だけだ。
・後悔しても、未来は変えられない
息子を後ろに乗せた片方の男性は、止まってくれるよう相手の男性に懇願する。しかし、スピードが出すぎていてそれも不可能。2人は後悔しながら、それぞれ車内に戻っていく。この後どうなるのか、2人はもうわかっているのだろう。荒くなる呼吸がリアルだ。そして時間は動きだし……。
・再生回数1000万回以上!
交通安全を訴えるこのCMは、その衝撃的な内容からすでに1000万回以上も再生されている。動画が制作されたニュージーランドでは、他にも秀逸な作品が生まれているぞ。
何も出来ず車に戻るしかない2人の姿は、あまりにも残酷だ。取り返しのつかないことをしたという後悔が描かれるこのCM、あなたはどのような感想を持っただろうか。