東京の由緒正しき下町エリア、谷中・根津・千駄木を総称して谷根千(やねせん)と呼ぶ。寺町として知られる一方、最近ではお洒落なカフェなどが立ち並び、外国人観光客も多く訪れる「都内屈指の観光スポット」としても知られている。
そんな谷根千に、「新たな名物グルメ」が誕生しようとしているのでお伝えしたい。それはメロンパン。焼きたてホカホカのメロンパンを提供する、その名もズバリ『東京メロンパン』というお店である。
・オープンから行列が絶えない
『東京メロンパン』は、地下鉄千代田線・千駄木駅の団子坂出口を出てすぐの、不忍通り沿いに店を構えている。店の位置がイマイチわからなくても大丈夫。なぜなら、2015年9月にオープンして以来、絶えることが無い行列が目印になるからだ。
名物は、店名にもなっているメロンパン。ノーマルは当然として、シナモンやキャラメル・ショコラなど、バラエティ豊かなラインナップとなっている。さらにはメロンパンのラスクや、アップル・カスタードなどのパイもあったから、筆者は一通り購入することにした。
・その場で食べると最高!
焼きたてのメロンパンを手にすると、じんわりと ぬくもりが伝わってくる。ワクワクしながら口に運ぶと……期待を裏切らずコレが超ウマい! 外側はクッキーのようなサクサク食感で、中はふんわりと優しいパン生地だ。「これは谷根千の新名物になるで!」と思ったのだが……。
翌日、残してあったシナモン味のメロンパンを食べてみたところ、恐ろしいくらい普通のメロンパンになってしまっていた。シナモンの風味はいい。だが、「サクサク」も「フワフワ」も跡形もなく完全消滅。決してマズいわけではないが、特別なメロンパンとは言えないだろう。
・一番のオススメ
当日食べた、アップルパイとカスタードパイは、パイ自体はサクサクでウマい。……が、中身をトータルすると至って普通レベルの完成度で、何かしらのこだわりが感じられなかったのは残念だ。
総評すると、買ってすぐに各種メロンパンを食べるには、自信を持ってオススメできる。谷根千を散策しながら食べるには最高のグルメだ。だが、遠距離へのお土産などには不向きと言わざるを得ない。また、パイは280円と割高なこともあり、コスパの良さは感じなかった。
ちなみにプレーンとシナモンのメロンパンは、それぞれ180円だ(当日キャラメルとショコラは販売していなかった)。そしてその価値は「すぐに食べるなら」十分にある。谷根千に立ち寄った際には、ぜひ足を運んでほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 東京メロンパン
住所 東京都文京区千駄木2-33-8
時間 10:00~21:30
休日 無休
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼2015年9月のオープン以来、行列が絶えない。
▼オープンセールで、メロンパンが100円の日だった! ラッキーーー!!
▼メロンパンのラスクもあるぞ。
▼一通り購入。
▼すぐに食べたメロンパンはマジ最強! 自信を持ってオススメできる!!
▼が、翌日食べたシナモン味のメロンパンは、普通のメロンパンになってしまっていた……。すぐに食べればよかった!
▼カスタードパイとアップルパイ。それぞれ280円だ。
▼パイ自体はウマいが、トータルすると至って普通。コスパの良さは感じなかった。
▼その場ですぐに食べるなら、超オススメだ!