タンクトップをミニ四駆バリに軽量化するとクールさが69％アップする！ 実際にやってみた

ここ最近、あなたは一日で何回「暑い」と言っているだろうか？　人に会っては挨拶代わりに「暑いですね」と言い、1人で部屋にいるときにも「あっつい！」とつぶやき、数えきれないほど「暑い」と言いまくっている人がほとんどだろう。

そんな暑さを少しでも和らげるため、服装を工夫しようという声は少なくない。ひと昔前ならば省エネルック、最近であればクールビズだ。しかし、もっともっと涼しく出来るはず！　省エネルックにしろ、クールビズにしろ、まだまだ伸びしろがありまくりなのではないか。

そこでロケットニュース24では、本当に涼しい服装、「ネオ省エネルック」を提案したいと思う。効果から先にお伝えすると、この服装、涼しくなることはもちろん、見た目も超絶クールになるぞ！

・タンクトップを軽量化

今回の「ネオ省エネルック」のベースとなるのは、タンクトップだ。そのまま着てもそれなりに涼しいタンクトップだが、これをカスタマイズしていく。具体的に言うと、布の部分を切り取り、肌との接地面積を最小にするのだ。

ちょうど、ミニ四駆のボディをニッパーでカットして軽量化するように、布の部分を切り落とすのである。

・守らなければいけないルール

しかし！　ただ闇雲に切りまくればいいワケではない。布の部分があまりにも小さくなってしまうと、破廉恥な服装になってしまうからだ。それだけは絶対に避けなければいけない。

では、破廉恥な服装と涼しい服装の境界線はどこにあるのかと言うと、やはり乳首だろう。以前紹介したNGだと思う男性の夏ファッションランキング」の第一位に透け乳首が輝いたように、乳首の露出は最低なマナー違反。女子受けも最悪である。そこで「乳首は出さない」というルールを自分に課すことにした。

・服か？　紐か？

「乳首絶対死守」と心に刻みつけた私は、ジョキジョキとタンクトップをカット。本来はミニ四駆のようにニッパーでやりたいところだが、今回はハサミで我慢だ。すると……あっという間に、服なのか紐なかよく分からない状態に。この時点で、すでにワイルド＆涼しそう！

そして、背中とお腹の部分をガッツリと切り落として着てみたところ、素肌にサスペンダーをしているような感覚。完全に服ではない……。

だけどまだまだ行ける！　もっともっと飛べる！　一歩前！　もう一歩前へ!!

……こうして出来上がったタンクトップは、乳首を隠すという役割をさりげなく果たしつつ、最大限の涼しさをもたらしてくれる代物になった。実際に着てみると……

やっぱり涼しいーーーーー！　おまけに、従来のタンクトップと比べて、見た目のワイルドさもパなくアップしている。どれだけ素晴らしくなったのかを数値で表すのは難しいが、涼しくなったという意味でも、カッコよくなったという意味でも、クールさが69％アップといったところだろうか。

・ネオ省エネルック

「ありえねえ！」と思う人がいるかもしれないが、よく考えてみて欲しい。ひと昔前の省エネルックは、スーツの袖を切り落としていたのである。それを考えれば、タンクトップの布をカットするくらいまだかわいいもの。冒険心が足りないと言ってもいいレベルである。

というわけで、今後さらに改良するかもしれないが、軽量化したタンクトップ、名付けて「ネオ省エネルック」の写真を以下に掲載しておくから、暑さに苦しんでいる人は是非とも参考にして欲しい。

ただし、この服装で実際に出社したり遊びに行った場合、どのような結果になっても筆者は責任を負えないので、実践は自己責任でお願いしたい。

ちなみに、ロケットニュース24では以前に「セクシーさが69％アップする方法」についても紹介している。「とにかくセクシーになりたい」という人は、そちらも併せて確認してみよう。

Report：和才雄一郎
Photo：RocketNews24.