森永製菓が販売しているチューイングソフトキャンディ「ハイチュウ」。誰でも一度は口にしたことがあるだろう。1975年に生まれたハイチュウは、現在までに100種類以上が販売され世界各地で流通している。
そんなハイチュウのタイ販売版を入手したので日本のハイチュウと比べてみた。「パッケージをタイ語にしただけだろう」と思っていたのだが、まったく別の商品といっても過言ではない作りだったのである。
・タイの首都バンコクのコンビニで購入
バンコクに行った際に立ち寄ったコンビニで売られていたハイチュウ「コーラ味」。日本の友人のお土産としていくつか購入してきたのだが、駄菓子が大好きな私はお土産にすることなく自分で食べてしまった。
食べていて気づいたのだが、何かが違うのだ。そこで日本で販売されている「ハイチュウ コーラ味」を購入し、交互に食べ比べしてみた。
・パッケージのコーラの違いに気づく
並べてみると、パッケージに描かれている「コーラ」に違いがあった。
日本のコーラと比べてタイのコーラはシュワシュワ感が見てとれる。そしてストローが刺さっているのにお気づきだろうか。タイでは缶ジュースを買うとストローをつけてくれることが多い。こんなところにも文化の違いが出ているのだ。
・中身の違い
銀色の紙に包まれたハイチュウを取り出すと、タイのほうが若干固い。口に入れたときに感じた違和感はこれだ。暑い国なので溶けにくいように作ってあるのだろうか。
そしてタイのほうが色が薄い。コーラの色に対する認識の違いなのだろうか。パッケージのコーラは泡が多く薄い色にも見える。味は日本のほうがコーラ感が強い。日本人が好むコーラ味なんだと思う。
こんな小さな駄菓子にも国や文化の違いがギュッと詰まっているのだと思うと、胸が熱くなる。世界各国のハイチュウの違いを確かめる旅なんていうのはどうだろう? そんなことをぼんやりと考えながら今日も駄菓子を貪るのであった。
参考リンク:森永 ハイチュウ
Report:ポンコツ [JP]
Photo:RocketNews24.
▼タイのハイチュウ「コーラ味」
▼日本のハイチュウ「コーラ味」と比較
▼日本語のロゴも書かれている
▼裏面
▼銀紙に包まれているのは同じ
▼左:タイ 右:日本 色が違う