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よく「新食感♪」と、うたわれる商品は多いが、実際に「新しい」と思うことはあまりないのではないだろうか。……と、思ってました!! さっきまでは!

今回、出会ったスイーツはマジのマジで新食感だったので報告させてほしい! だって、かき氷かと思って食べたら “パウダースノー” だったんだもの!! これまで出会ったひんやりスイーツとは全然違う。甘くておいしい、粉雪だったのだ。

・かき氷……かと思ったら “パウダースノー” のひんやりスイーツ

2015年7月1日に中野ブロードウェイにオープンした『雪見亭』。何でも新食感のひんやりスイーツが食べられるお店だ。メニューの写真を見てみると、白いかき氷っぽい土台の上に、マンゴー、抹茶、ベリーなどがトッピングされている。

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正直、店に入る前は「台湾のチャーミースノーアイス(雪花冰)みたいなかき氷のお店かな。流行ってるしなぁ」と思ったのだが、お店の方の話を聞くと、どうやら “かき氷” ではないらしい。“降りたてのパウダースノー” のような新食感のスイーツだというのだ。

・実際に食べてみた → こなぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃ!

パウダースノーと言われてもなんだかピンと来ないなぁ……と、思いつつイチゴやラズベリーがたっぷりのった「贅沢ベリー(税込730円)」と和風抹茶まみれの
「スペシャルグリーンティー(税込730円)」をオーダーしてみた。

そして、出来上がったパウダースノーを見てみると……これは確かに粉雪だ! スプーンですくうと、信じられないくらいにサラッサラなのだ。

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かき氷や雪花冰なら、いくら「雪の食感」をうたっていても、スプーンにズシリとくるもの。しかし、『雪見亭』のパウダースノーは、ベトっとした水分の重さはない。すくいあげて、トッピングの果物にまぶすと、まるで粉砂糖かパン粉のようだ。驚くほど、細かく、そしてサラサラしているのである。

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そんなパウダースノーをパクっと食べてみると……口のなかでスーッと溶け、嫌味のない甘さが広がる。ああ、これはかき氷とは違いますわ、これは粉雪ですわ。思わず、心の中で「こなぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」と歌ってしまうほど、粉雪なのであった。

・“粉雪”は氷を削るのではなく、液体から作る

かき氷というと、通常はブロック状の大きな氷を削って作るものだが、このパウダースノーは、国産ミルクをベースに作った液体から特殊な製法で “粉雪” を作るというものであるそうだ。

なるほど、作り方からして全く違うのかぁ。しかも氷を使わず、液体から直で粉雪にしてしまっていたとは! だから “雪みたいな” ではなく “雪そのもの” な食感になるんだなぁ……。

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今回、食べてみた2種類のほかに、定番のマンゴーやショコラクッキーなど合計8種類のスノーパウダーを楽しむことができる。個人的にはポップコーンがたっぷりのった「ポップ塩キャラ(510円)」が気になるので、ぜひ食べてみたい。

ちなみに、『雪見亭』はテイクアウトも可だ。コーヒーなどの飲み物も販売しているぞ。お店でまったり食べるのもいいけれど、テイクアウトで中野の街を食べ歩くのも楽しそうである!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名  雪見亭
住所  東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ地下1階
営業時間 11:00~20:00
休日 不定休

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼「こなぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃぃぃ!」なスイーツが食べられるのはサブカルの聖地・中野ブロードウェイ!
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▼ブロウェイのインフォメーション横のエスカレーターを降りると……
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▼雪見亭に着く!
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▼イートイン、テイクアウトも可! コーヒーも飲めちゃう
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▼果肉たっぷりの贅沢ベリー(730円)、おいしそー!
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▼こちらは抹茶まみれのスペシャルグリーンティー(730円)、プラス100円でソースを多めにしてもらったよ!
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▼スプーンですくってビックリ! なんて細かい雪の粒なんだ!!
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▼このサラサラパウダー状のミルク雪は、まさしく粉雪!! こなぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃぃ!!!!!
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▼パン粉に見えてきて笑った。それほど細かいということ!
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▼混ぜてみた
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▼ちょっと溶けてくると、ミルク感アップでまた美味しいのだー!
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