なにかと楽しいベランダ菜園。ちょっとしたプランターが置けるスペースさえあれば、ミントも大葉も三つ葉もパセリも、水やりするだけでスクスク成長! もうスーパーで買う必要もないし、ベランダには緑も増えるし、採れたてだから味も良い。
当の私(筆者)もベランダ栽培にハマっている最中なのだが、ふと “キノコ系” も攻めてみたいと思い始め、なにげなく通販で「しいたけ栽培キット」を購入してみた。開封してからベランダに放置。そして4日後には……もうモリモリ生えていたのだ!
・洗って湿らせるだけ
購入したのは森産業株式会社の『もりのしいたけ農園 きのこ栽培キット』なる商品だ。価格は通販サイトで1980円。開封すると、樹木のような「栽培ブロック」と、透明ドーム型の「きのこ栽培容器」、そして説明書が入っている。
まずは栽培ブロックを水道水で軽く洗って、その後は30分ほど水に付けておく。これを浸水操作というらしい。30分経ったら再培容器に入れて、霧吹きで4〜5回シュッシュと水を吹きかけて濡らしておく。あとはフタをして……成長するのを待つだけだ。
なお、オススメの栽培温度は日中で20〜23度、夜間は18度以下が望ましいとのことであるが、私の場合は面倒なのでベランダにそのまま放置しておいた。そして2日ほど経った時、なにげなく再培容器を覗いてみると……もう小さいのが生えている!
さらに2日後……もう完璧に生えている! メッチャうまそうなプリプリのシイタケが、モ〜リモリと栽培ブロックから生えているのだ!! なんというスピード! ジメジメした今の季節が、もしかしたら栽培に適していたのかもしれない。
なお、私が収穫したのは、この翌日。画像を見れば分かると思うが、残念なことに「カサ」が開ききってしまっている。わずか1日で、ここまで成長してしまうとは! 不覚だった。勉強になった。「もっと大きく……」なんて欲張っては絶対ダメだ。
ちなみに、カサが開ききってしまったシイタケであるが、つい昨日、そのまま網焼き&塩で食べてみたところ……おいC! ウマい! 超絶ウマいぞ!! なにより自分が育てた(放置していた)という事実が、美味しさに拍車をかけている。
編集部のみんなにも振る舞ってみたが、皆一様に「ウマい!」とモリモリ食べていた。なお、佐藤記者は「石づきが固い」と苦言を呈し、編集部一のグルメ野郎と名高い なかの記者にいたっては「なにこれマズい!」と鬼キビ反応。実際にその作物を作った農家(私)の目の前で「マズイ!」と言える彼の度胸には、もはや脱帽するしかない。
参考リンク:楽天市場「森のきのこ倶楽部」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼あと一日収穫を早めておけば……くそっ!
▼すっごく大きいです……
▼まさかこんなにモリモリ生えるとは思わなかった
▼かわいい!
▼なお、収穫後は2〜3週間ブロックを休養させ、ふたたび浸水操作をすると、運が良ければ2回目、3回目の収穫も可能なのだとか。
▼ハサミでプチプチと
▼収穫〜
▼こんなに採れた!
▼おいしそう!
▼焼き係のサンジュン
▼自分で育てたシイタケの旨さは格別
▼サンジュンも「うまい!」と!
▼メグも……
▼「おいしい!」と!
▼和才記者にも食べさせてみたところ……
▼恍惚の表情!
▼Yoshio記者は「なかの記者が言うほどマズくはないよ!」と
▼次は最高の状態で収穫したい