ロケットニュース24

【映画レビュー】公開間近の『マッドマックス 怒りのデスロード』が想像以上に最高すぎてヤバイ / 100点満点中1万点付けても良いレベル

2015年6月17日

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「好きな映画は何ですか?」と聞かれた時、迷わず『マッドマックス』と答えるほど、私(筆者)はマッドマックスを愛している。過去にロケットニュース24に掲載されたマッドマックス関連の記事をご覧いただければ、その愛の深さが分かるだろう。

そんなマッドマックスシリーズの最新作、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、いよいよ今週の土曜日、2015年6月20日に公開されるのだが、つい昨日、ひと足お先に鑑賞する機会があったので、どんなカンジだったのかをお伝えしたい。

・想像以上にマッドマックス

結論から先に書こう。最高だった。お世辞抜きで、「想像以上にマッドマックスしていた」というのが正直な感想だ。映画開始早々からフルスロットルでマッドマックス、たっぷり2時間終わるその瞬間まで、飽きる時間は一瞬もなし! 完璧だった。

世界観としては、『マッドマックス2』的な世紀末砂漠系。そこに、完全なる黒歴史である3作目『サンダードーム』のスパイスがふりかかっている……といった感じなのだが、今回の『怒りのデス・ロード』を見ると、あの悪夢『サンダードーム』も決して無駄ではなかった……というような、不思議と優しい気持ちになったりもした。

それはさておき、やはりマッドマックスといえば、マッドな世界を生き残るためのマシンデザインがキモである。正直、「大丈夫かな……」と心配していたのだが、その不安は映画開始早々から完全に吹っ飛ぶことになる。本当に想像以上。マッドマックスファンならば絶対に落胆することはない、とんでもないマシンが続々登場するのだ。

クルマも良しだが、バイクも良し! テンポも良しだし、キャラクターもメチャ最高。主人公マックスがメル・ギブソンではなくなったことも、この作品を見たら「全然OK!」となることマチガイナシだ。ヒロインも良かった。脇役も完璧。敵軍団の「中ボスクラス」のキャラクターも最高。すべてにおいてパーフェクトだった。

さらに! マッドマックスといえば「大ボス」の存在も大切となってくるわけだが、今回の大ボスである「イモータン・ジョー」も実に良かった。『2』の大ボス、ヒューマン・ガス様に匹敵するインパクトと “ボス感” が漂っていた。

ちなみに、イモータン・ジョーを演じる俳優の名前はヒュー・キース・バーン。実は彼……なんと……なんとなんと、『1』の大ボス「トーカッター」を演じた俳優だったりするのだ! イーッハー!! この豆知識、夜空を見上げるたびに思い出せ!!

なお、私が見たのは3Dの吹き替え版。特に狙って吹き替え版にしたわけではないのだが、正直、「3D+吹き替え」を鑑賞できてラッキーだったと思っている。字幕を追う必用もないので、集中してマッドマックスの世界に入り込めたのだ。

また、今回の作品は絶対に3Dで観たほうが良いと思った次第。特にカーチェイスのシーンは、いろいろなモノが飛び出しまくりでヤバすぎた。ストーリーも単純明快ながら、実は奥深かったり、ジーンとしたり、オチもナイスで後味は最高。もしも100点満点で採点するなら、1万点付けても良いレベル。マジのマジで、最高だった!!

参考リンク:マッドマックス 怒りのデス・ロード
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼本編はこんなもんじゃない! さらにすごいぞ!

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