ロケットニュース24ではすっかりお馴染みとなった、アップル製品と電動マッサージ機「スライブ」の組み合わせ。過去にiPhone5・6 Plusのカメラの手ブレ補正機能を検証するために、スライブで振動させてみたのだが、今回は発売されたばかりのアップルウォッチで検証を試みた。
・ワークアウトで100キロカロリー
今回はウォッチのアプリ「ワークアウト」でチャレンジ。ワークアウトは目標を指定して、その運動量を計測するというのものである。100キロカロリーを消費するのに、スライブで振動を加えるとどれくらいの時間がかかるのか、確かめてみた。もしかしたら、即効で終了するのではないのか!? その実験結果はかなり意外なものだった!
・まず腕振りで計測
まずは検証材料をつくるために、アップルウォッチを装着して、腕を振ってみることに。本来は走ることで、その消費カロリーを測定するのだが、腕振りだけでどのくらい時間がかかるのか試してみた。
・腕だけで7分
その結果、7分7秒で100キロカロリーに到達。小刻みな反復運動ではあったが、思った以上に短い時間で目標に到達することができた。はたしてスライブはこの記録を破ることができるのか!?
・スライブのヘッドにアップルウォッチを装着
アップルウォッチのバンドをスライブのヘッドにはめて、ビニールテープでグルグル巻き。これですっ飛んでしまうことはないだろう。そして、アプリを起動させてスライブのスイッチをオン! 30秒くらいで終わっちゃうんじゃないの? と思ったのだがしかしーーッ!
・結果は!?
一向に消費カロリーは増えない……。ず~っとゼロのままだ……。激しく振動しているにも関わらず、カロリーは減って行く気配がなかった……。なぜだ、無敵の電動マッサージ機のはずなのに……。
こうしてスライブでは消費カロリーが増えないことが明らかになった。もう少し振り幅のある反復運動でないと、ダメらしい。残念……。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.