先日ロケットニュース24では、パトカーを運転しながらテイラー・スウィフトの『Shake it Off』をノリノリで歌っていたアメリカの警察官を紹介した。いい意味で勤務中らしくない警察官の弾けっぷりに、思わず顔がほころんだ人は少なくないだろう。
実はロシアにも、運転しながら口パクで歌っている人たちがいる。そこで今回は、そんなロシアのファンキーピーポーを、YouTube の動画と合わせてご紹介したい。彼らは、アメリカの警察官よりもさらにテンションが高いぞ。だけど……だけど! 彼らの車には絶対に乗りたくない!!
動画に登場するのは、男女2人に高齢の男性1人を加えた3人。彼らはテイラー・スウィフトの『Shake it Off』やMCハマーの『U Can’t Touch This』、マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの『Uptown Funk』などなど、世界的に有名な曲を口パクで歌い、見事なパフォーマンスを見せてくれる。
曲によって衣装を変え、振り付けも3人で合わせるなど、その凝りっぷりは相当なものだ。
・限度を越えてファンキーすぎる
見ているだけで楽しそうな3人組だが、このファンキーピーポーたちは、残念ながら重要な何かが欠けていると言わざるを得ないだろう。それは危機管理意識かもしれない。いや、常識と呼ぶべきものかもしれない。
なぜなら、あまりにもパフォーマンスに走りすぎて、明らかに安全面がおろそかになっているから。……そもそも彼らに、「運転中によそ見してはいけない」という意識があるのだろうか? 「DJがターンテーブルのレコードを回すように、ハンドルを回してはいけない」という意識があるのだろうか?
「ノリがよければいいってもんじゃない」──そのことを痛いほどに思い知らされる映像である。なお、言うまでもないが、どれだけ彼らが楽しそうに見えても、真似するのは厳禁。やったらダメだぞ!