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【オチャメ警察】LEGO & スコットランドなまり英語で「犯罪シーン」を再現してみたよ! しかもレトロタイプの LEGO 使用だぜ!!

2015年4月16日

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子供から大人まで幅広い人々の創造力&遊び心をビシバシと刺激してくれる LEGO 。いくら面白いものが次々と登場しても、 LEGO の持つ魅力は唯一無二。「親子共々 LEGO のファンです!」というご家族もきっと多いだろう。

そんなふうに愛されている LEGO だからこそ、映画化されたり、様々なジャンルとも合体することができるのだが、この度なんと警察が LEGO で犯罪シーンを再現してしまったのである! しかもしかも、英語アクセント界の異端児「スコットランドなまり英語」まで絡んできたのだ。

・LEGO で犯罪を防げ!

今回、お茶目な「犯罪抑止ツイート」を発したのは、スコットランドはエディンバラの警察。空き巣対策を多くの人に呼びかけるために、ビジュアル付きで説明を行ったのだが、ビジュアル担当はあの LEGO 様! 

「家に忍び込もうとしている泥棒」、「泥棒を逮捕する警察 & 警察犬」など LEGO のキャラクターたちが、空き巣や警官に扮して、犯罪シーンを再現したのだ。その上、使われているのは昔なつかしの LEGO パーツ! キャラクターたちの表情はシンプルで、お花や木、フェンスなども90年代に販売されていたあの小物たちだ!!

・スコットランドなまりの英語も

これだけでも、エディンバラ警察さんのお茶目っぷりが分かるのに、さらに彼らは自分たちだけが使える武器、スコットランドなまりの英語を活用。もちろん英、米、豪……その土地の英語のアクセントがあるが、スコットランドの英語は際立って独特なアクセントでも有名なのだ。

そんなスコットランド英語が、今回のツイートに添えられたのだが、例えば……「Lock yer tools away n keep them oot o’ view Having em on display makes it easy fur the housebreaking crew」。パッと見は普通の英文だが、yer、oot 、o’、fur なんて英単語あったけ? 

・「oot = out」これがスコティッシュアクセントだ!

そう、これこそがスコットランドの英語! yer = your、oot = out、o’ = of、fur = for を意味しており、スコティッシュ・アクセントをそのまま文字化したものなのだった。

ちなみにこの英文は、「持ち物は、見えないところに片付けましょうね。外から見える場所に置いておくと、泥棒の目に留まってしまいます」という意味。確かに地元の人には、その土地の話し言葉で発信した方が親しみを持ってもらえそうだ。他のツイートでも、home が hame、will が wull、do が dae などとなっており、興味深い。

・英国内なのに英語字幕付きで放送されたスコットランド映画

英語ネイティブでも、なかなか聞き取れなかったりするスコティッシュ・アクセント。例えば、スコットランドを舞台にしたケン・ローチ監督の映画『Sweet Sixteen』。作中では英語が話されていたにも関わらず、英 BBC で放送された際、英語字幕が付けられたのは有名な話だ。

そういえば私(筆者)のスコットランド出身の知人も、カナダで「コーラのLサイズ」を注文したのに「アイスコーヒーのMサイズ」が出てきたり、炭酸飲料水「マウンテンデュー」という発音が通じなくて困惑していたっけ……。

しかしスコティッシュ・アクセントはとても親しみやすい響きを持っているし、スコットランド人はその温かい人柄でもよく知られている。今回のツイートのお茶目さは、彼ららしさをとても良く表している感じがするのであった。

参照元:THE DRUM、Twitter @EdinWestPoliceThe Herald(英語)
執筆:小千谷サチ

▼道具は見えないところに仕舞いましょうね!

▼裏庭に他人が立ち入りにくいようにしましょう

▼ここに書かれている「on the go」は「出かける」という意味なのだとか

▼防犯のために少しの時間を費やすだけで、警察を呼ばなくて済みます

▼家にいてもいなくても、施錠はシッカリしましょうね

▼スコットランドとアメリカの英語を比較した動画
https://www.youtube.com/watch?v=z9YFGKUzw4Y

▼映画『Sweet Sixteen』の予告

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