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「さぁて海外旅行に行こう!」となったとき、ネックとなるのがお金である。10万円くらいは必要かなぁ。いいや、もっとかも? 近場の韓国や台湾ならば、格安ツアーなんてのもよく見かけるが、せっかく海外なんだから、もっと遠くに行きたいな……!

ということで、今回チャレンジしてみたのが、東南アジアはベトナムのホーチミンシティ。航空券&宿代込みで、軍資金は5万円のみ。はたして、わずか5万円でベトナムを満喫することはできるのだろうか? ……結論としては、満喫できた! しかも、なんと……さんざん飲み食いしてお土産まで購入したのに、77円も余らせることに成功!

・事実上のおこづかいは3496円のみで満喫

まず最初に、今回のベトナム旅で使ったお金を以下にズラズラっと書いておきたい。スタート値である軍資金は5万円。支払った金額の横に残高も記してみた。

・航空券(成田〜ベトナム往復) → 4万5680円:残高4320円
・宿2泊 → 824円:残高3496円
・空港から市内までの市バス → 5000ドン(約27円):残高3469円
・バインセオ屋さんまでのバイタク → 40000ドン(222円):残高3247円
・46Aバインセオのバインセオ → 70000ドン(389円):残高2858円
・46Aバインセオ生春巻き2本 → 40000ドン(222円):残高2636円
・46Aバインセオサイゴンビール → 14000ドン(77円):残高2559円
・宿に戻るまでのバイタク → 40000ドン(222円):残高2337円
・安宿街でマンゴージュース → 25000ドン(139円):残高2198円
・フォー2000のフォーガー → 67000ドン(372円):残高1826円
・フォー2000のエビ揚げ春巻 → 670000ドン(372円):残高1454円
・スイーツ屋さんキムタインまでのバイタク → 40000ドン(222円):残高1232円
・キムタインのプリン → 18000ドン(100円):残高1132円
・キムタインのステーキ → 65000ドン(361円):残高771円
・おみやげ10個 → 100000ドン(556円):残高215円
・アイスコーヒー → 20000ドン(111円):残高104円
・空港までの市バス → 5000ドン(27円):残高77円

──ベトナム人がイチオシするフォー屋さんでフォーを食べつつ、ホーチミン一美味いとされるバインセオ、さらに生春巻きにビールにアイスコーヒー、極めつけはベトナムでも有名なプリンやステーキを食べつつも、おみやげまで買ったうえで……77円も残して満喫フィニッシュ。我ながら完璧すぎるほどパーフェクトな激安旅行だ。

それでは、ここからは各項目について細かく説明していきたい。時間にゆとりと根性さえあれば、たった5万円でベトナムを満喫することは余裕のヨッチャンなのである!

・航空券(成田〜ベトナム往復) → 4万5680円:残高4320円

まず航空券は、古くからの旅人には「スカイゲート」という名前でおなじみ『DeNAトラベル』で購入。ベトナム行きの最安値は……チャイナエアラインの2万5000円!

しかし、もちろんこの安さだと直行便ではなく経由便。台湾の台北経由で、さらに帰りの便はトランジット時間がかなり長いが、安さには変えられないのでコレで決まりだ。サーチャージなどを含めた価格は4万5740円。これにて残高は4320円と相成った。viet1

・宿2泊 → 824円:残高3496円

続いては宿。何も予約しないで現地の安宿街に赴いてから宿を決めるのもオツであるが、そこまで時間がないので予約しておいたほうが無難だろう。ということで、DeNAトラベルで上記のチケットを取った時に、「コチラの宿はどうですか?」的に表示される宿一覧から、一番安いホテルをチョイスしてみた。そう、DeNAトラベルは海外のホテルもあわせて予約できるのだ!viet2b

そんなこんなで候補にあがったのが「プックカンホテル」という名の激安ホテル。なんと1泊412円! 私(筆者)もバックパッカー時代は、1泊2ドル〜3ドルの宿に泊まっていたので、こんなのは余裕だ。写真も実にイイ感じ……と思ったら、なんか変だ。viet3

1泊412円のプランをよく見てみると、シングルルーム……ではなく「economy capsule(エコノミーカプセル)」と書いてある。しかも写真は “畳まれた布団” だけ。どんな部屋なのかサッパリ分からない謎の写真! ……な、なんなんだ!? なんなんだこの怪しさは!! 一体この写真は、部屋のどこを撮ったんだ!? 押入れなのか!? むしろ気になる! ということで、ここに決めた。

はたしてベトナムの激安宿プックカンホテルの「economy capsule(エコノミーカプセル)」とは、いかなる寝床なのか? それもあわせて旅の続きは……次ページ(その2)へGOだ!

参照元:DeNAトラベル
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.